こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
今回ドイツ・フランクフルト滞在中、6日間のストライキに被ってしまったのですが、現地フランクフルト交通局「RMV」アプリのおかげで迷うことなく移動ができました。
「Googleマップ」アプリにはない、フランクフルト交通局「RMV」アプリだからこその特徴とその使い方をお伝えします。
ドイツ・フランクフルト交通局「RMV」アプリ
フランクフルトでは、DB(ドイツ国鉄)によるICE(新幹線)やIC(特急)は別として、通常の公共交通機関としてはRMV(フランクフルト交通局)が運営する下記4種類があります。
- Uバーン
- Sバーン
- トラム
- バス
ちなみに1日乗車券を購入した場合、これら4種類どれでも乗り放題となります。
ドイツはクレジットカード対応しているお店が多く、発券機も同様なので、小銭がなくても大丈夫。
さらにタッチ決済できるクレジットカードを持っているなら、「カードを挿入して戻ってこなかったらどうしよう」みたいな海外のよくある機械トラブルを心配する必要もなく、使いやすかったです。
なお、ドイツの公共交通機関では改札がありませんが、万が一無賃乗車が見つかった場合、€60の罰金が課せられるので、きちんと切符は購入してくださいね。
そして、フランクフルトを旅するなら、このRMVアプリがおすすめです(フランクフルトなど、ヘッセン州南部用の交通機関アプリです)。
【実体験】ストライキが発生したら、Googleマップの路線検索は役に立たなかった
ドイツ出発の前日に「ドイツで6日間のストライキが始まり、Sバーンや特急列車が動かなくなるらしい」との情報は得ていたので、ドキドキしながらフランクフルト空港に到着。
「空港から市内へ向かうにはS8かS9に乗る必要があるけど、Sバーンは動いているかな…」とGoogleマップで路線検索をすれば、S8やS9の案内が次々と出てくる。
そしてホームにはスーツケースを持った人々が沢山待っていたので、「なんだ、大丈夫そう」と思ったものの、30分待っても電車が来ない。
嫌な予感がして、「そうだRMVアプリで経路検索してみよう」と事前インストールしておいたRMVアプリを立ち上げたら、、、多くの電車が間引きされていて、1時間に1本の運行になっていたことに気づいたんです!
おかげで本数は激減しているけれども乗りたい電車が動いていることが分かったので、安心して残り30分待ち、無事に移動できました。
「Googleマップ」アプリの路線検索ではストライキは反映されていなかったのですが、「RMV」アプリでは「どの便がキャンセルになったのか」赤色かつ取消線で分かるようになっていて、とても便利でした。
特急も、Sバーンも、Uバーンも、トラムも、バスも、すべてこのアプリで路線検索できます。
その後も滞在中は使い続けたのですが、ストライキによるキャンセルだけでなく、遅延の場合も「+数字」で何分遅れなのかが表示されていたので、落ち着いて行動することができました。
ドイツ・フランクフルト「RMVアプリ」の使い方
基本的な使い方はGoogleマップと同じでなので簡単。
- 「現在地(もしくは出発地)」と「目的地」を入力して検索するだけ
- 「出発時間」や「到着時間」に基づく検索ももちろん可能
気になる経路をタップすればさらに詳細が表示されます。
- 何番線から乗ればいいのか
- どの路線に乗ればいいのか
- どこ行きに乗ればいいのか
- 何駅先なのか(さらに▼をタップすれば、停車駅がすべて表示されます)
- 乗り遅れた場合、何分間隔で次が来るのかも分かる
地図も表示されるので、方向はもちろん、現在どこにいるのかも確認できます。
RMVアプリのちょっと便利な駅名お気に入り登録
RMVアプリで、ストライキ情報の反映に加え、もう一つ便利だなと思ったのが駅名のお気に入り登録です。
というのも、ドイツ語に馴染みがない私にとって、ドイツの駅名はとても長く、スペルも似た駅名が多く、ややこしく感じました。
夜など初めての場所で急いで乗り換えをしたい時、駅名を打ち間違えて、別の場所に着いてしまっては大変です。
そこで気づいた機能が駅名や場所のお気に入り登録です。
例えばホテルの最寄り駅や、絶対に行きたい場所などを事前登録しておいてはいかがでしょうか。
色々な登録方法があるかもしれませんが、私は経路検索の「Connection」から「Station/Location」タブに切り替え、ホテルの最寄り駅などを入力。
場所を地図で確認し、合っていれば「星マーク」をタップして登録完了です。
地味に助かった便利機能なので、ぜひ使ってみてください。