こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
この記事では、兵庫・香住にあるカニ宿「いまご荘 櫂の詩」の宿泊レポをお届けします。
いまご荘 櫂の詩のロビー
「いまご荘 櫂の詩」の玄関をくぐると、囲炉裏がお出迎え。
ロビーのあちこちには、折り紙のカニも飾られていて、なんだか「ほっこり」します。
吹き抜けも、ご主人みずから材木店まで足を運び品定めしてきた、こだわりポイントとのこと。
木のぬくもりを感じられる温かい空間です。
いまご荘 櫂の詩の客室
客室は全部で9室のみと、宿泊客が多すぎないのも落ち着けるポイント。
綺麗な室内はゆったりとした広さがあり、寒い冬ということで、コタツが用意されていたのも嬉しい。
早速、コタツでぬくぬくしながら、カニの形をしたお饅頭をいただき、ほっとひと息。
窓から外を眺めると、目の前は砂浜〜海。
当日はあいにくのお天気でしたが、それでも透明感の高い海が綺麗でした。
いまご荘 櫂の詩の温泉
「いまご荘 櫂の詩」には、温泉(余部温泉)もあります。
脱衣所やお風呂場は3〜4人でいっぱいになる、こじんまりとしたものですが、冷えた体が温まり気持ちがいい。
なお、客室に浴衣は用意されていますが、女性客のみロビーにて可愛い色浴衣を選ぶこともできます。
こちらの色浴衣は大きめなので、帯だけでなく、腰紐も忘れずに借りていくと、サイズ調整(おはしょり)がしやすいです。
身がたっぷり詰まったカニのフルコース!いまご荘 櫂の詩の夕食
そして、いよいよ楽しみにしていたカニのフルコース!
まずは「セコガニ」(松葉ガニのメス)と季節のお造り。
茶色い粒々の外子はプチプチ感を、(カニ身で隠れてしまっていますが)オレンジ色の内子はコクを楽しみます(最近ようやく、その美味しさが分かってきました)。
続いて、一番楽しみにしていた「カニ刺し」!
身はみずみずしくて、プリップリ。
一口食べれば、とろりとした甘さがたまらない。
新鮮な海の幸などは、元漁師のご主人が自ら仕入れていらっしゃるそうです。
写真では分かりにくいと思いますが、カニ刺しは量があるので、合間には「かにみその甲羅焼き」で、濃厚なコクも堪能。
そうこう「カニ刺し」と「かにみそ」を楽しんでいると、「焼きガニ」もいい火の通り具合に。
沢山のカニを蒸し焼きするのですが、調理時間は宿の方が管理してくださるスタイルなので、プロによる最高の状態でいただけます。
ふわっふわっの甘みがたまらない〜。
この時点でだいぶお腹は膨れていますが、続いて登場したのが、これまた沢山のカニ!
こちらは「カニチリ鍋(かにしゃぶ)」用ですが、「このまま刺身でも」とのことだったので、カニ刺しとしても1~2本楽しみながら、鍋が沸騰するを待ちます。
カニ鍋では、ジューシーな旨みを堪能。
でも、もうお腹がはちきれそうなほど満腹。
シメの「カニ雑炊」は軽めにしていただき、デザートはアイスで、カニのフルコースは終了。
と〜ても食べ応えがあり、大満足。
- 11月6日〜3月31日は柴山ガニ(松葉ガニ)
- 4月1日〜5月31日、9月1日〜11月5日は香住ガニ(ベニズワイガニ)
いまご荘 櫂の詩の朝食
朝食は、夕食と同じお食事処(個室)にて、和定食をいただきます。
写真を撮り忘れてしまいましたが、朝は障子が開けられており、目の前の海や遠くの山を眺めながらお食事をいただけました。
「かえる島」と「日本の夕陽百選」に選ばれた絶景
「いまご荘 櫂の詩」のすぐ目の前は海。
夏は海水浴を楽しめるそうで、すぐに遊びに出かけたり、着替えに戻れたりするのはいいですよね。
そして近くには、その名の通りかえるの形をした「かえる島」も。
さらに「日本の夕陽百選」にも選ばれた場所なので、お天気に恵まれれば、美しい夕陽を眺められるスポットが近くに点在しています。
以上、「いまご荘 櫂の詩」の宿泊レポをお届けしました。
温泉は少し狭いですが、客室やロビーは綺麗で、何よりも元漁師のご主人が自ら競りに出かけて仕入れる、新鮮プリプリのカニのフルコースを満喫できるので、カニ好きの方に喜ばれるお宿です。