こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
今回は美空間で注目を集めている「京都悠洛ホテル Mギャラリー(新 ダーワ・悠洛 京都)」の宿泊レポをお届けします。
2022年3月18日に再オープン。
ダーワ・悠洛 京都(旧 京都悠洛ホテル Mギャラリー)のロビー
京都・三条大橋のすぐそばに2019年4月に開業した、まだまだ新しいホテル「京都悠洛ホテル Mギャラリー」。
Mギャラリーのブランドコンセプトは「フェミニン(女性向け)」で、この京都のホテルは「アップグレードラグジュアリーのブティックホテル」とのこと。
通常のホテルのように「ここはホテルですよ」と主張している入口ではないので、地図で場所を確認していなければ、新しいマンションだと思って通り過ぎてしまうような外観です。
しかし扉が開くと、善峯寺の「遊龍の松」をイメージした豪華な一本松が出迎えてくれ、上質な時間の始まり。
クリスマスが近いこともあり、クリスマスツリーも飾られていました。
奥へと進むと、モダンかつ洗練されたロビーがあります。
ウェルカムドリンクのデトックスウォーターをいただきながら、このテーブル席でチェックインを行います。
飾られているペルシャ絨毯は、静かに気品を漂わせていました。
チェクインを終え、「よろしければ」と声をかけていただいたのが、アロマサービスです。
ホテルのオリジナルブレンドで、それぞれ「宇治」「大原」「天橋立」など京都の地名が付けられています。
全種類の香りをかがせていただき、お寺にいるかのような落ち着いた香りに感じた「清水」を選択。
豆皿に匂い紙がセットされているので、数滴たらしてお部屋へ持っていけます。
随所に設置されているアルコールスプレーも、それぞれ素敵にラッピングされているのが良いですね。
地下1階〜ロビー階(1階)にかけては吹き抜けとなっており、その吹き抜け部分には竹が植えられています。
「室内で竹を育てるのは管理が大変なんです」とスタッフさんは仰っていましたが、「神秘的な雰囲気」を醸し出していました。
なお、時間帯により竹に吊られたキャンドルに灯がともされるので、その時々で異なる雰囲気を楽しめます。
館内に竹が植えられていただけでなく、カードキーも竹のような木のようなデザイン。
エレベーターで客室フロアへ上がる際、このカードキーを専用器にタッチする必要があります。
なお、エレベーターは2台あり、それぞれ金箔と銀箔が貼られたかのような、豪華な内装でした。
ダーワ・悠洛 京都(旧 京都悠洛ホテル Mギャラリー)のスーペリアルーム ツイン
今回予約したのは「スーペリアルーム ツイン」。
ブラック&ホワイトで統一されたインテリアデザインが素敵です。
26平米ということで、大きなスーツケースだと狭く感じるかもしれませんが、当日は身軽に小さなスーツケースだったので、特に不便は感じませんでした。
そして印象的なのは、畳の小上がりがあること。
「ほっ」と一息ついて和むのに最適です。
ただ最上階フロア(5階)だったものの、眺望がウリというわけではなく、目の前はマンションだったので、念のためシェードをおろして休憩。
ドリンクは
- ペッドボトルのお水
- エスプレッソ
- 玉露(祇園辻利)のティーバッグ
- 紅茶(ルピシア)のティーバッグ
が用意されていました。
玉露が用意されているのは嬉しい。
また冷蔵庫はミニバーとなっており、アルコールやご当地ジュースが入っていました(有料)。
ベッドボードのシルクの西陣織も上品で素敵。
それぞれのベッド脇にはUSBとプラグのコンセントが設置されているので、一緒に泊まる相手に気を使うことなく、スマートフォンやカメラの充電がしやすいです。
電気系統のスイッチはすべてタッチパネルでスマート。
Wi-Fiは予約名と部屋番号でサクッと繋がり、速度も快適でした。
パジャマも柔らかくて、着心地が良かったです。
水回りも明るく、綺麗。
「M」と大きなロゴが入った箱を開けると、歯ブラシやコットンなどのアメニティがセットされていました。
今では珍しい気がするソーイングセットも入っており、よく見ると、6色の糸それぞれがすでに針一本一本に通されており、すぐに使いたい糸を使えるという配慮具合でした!
封筒を開けると、こちらにはスキンケアセットが封入されており、クレンジングも含まれていて嬉しい。
アルガンオイルを利用した「スキンディライツ(THE SKIN DELIGHTS)」というブランドのものでした。
お風呂は、バスタブはなく、シャワーのみですが、手持ちのシャワーヘッドだけでなく、天井からのレインシャワーもあります。
シャンプー・コンディショナー・ボディーソープはフランスのスパ業界で知られている「サンクモンド(CINQ MONDES)」のもの。
個人的に、ホテルに置かれている海外ブランドのシャンプー&コンディショナーは、香りが強すぎたり、髪がパサパサになったりしやすいのですが、このサンクモンドは香りがキツくなく、洗い上がりの髪もしっとりして、プチ感動でした。
ダーワ・悠洛 京都(旧 京都悠洛ホテル Mギャラリー)のバー「1867」でのアフタヌーンティー
京都悠洛ホテル Mギャラリーのキーワードの1つに「タイムトラベル」があります。
そして、1867年に大政奉還が行われ、天皇家はホテルのある三条大橋から東京へと旅立たれたことから、侍の時代が終焉を迎えた「1867」がバーの名称に。
チェックインして一息ついた後に訪れてみると、ちょうど16:00〜18:00はハッピーアワーで20%OFFになることもあってか、満席だったので利用は断念。
広いバーではないので、確実に利用したいなら、予約した方が良さそうです。
夕方はハイティーを楽しんでいる女性が多かったですが、夜になるとバーということもあり、一気にシックな雰囲気に。
ダーワ・悠洛 京都(旧 京都悠洛ホテル Mギャラリー)のレストラン「54THステーショングリル」での夕食
レストラン「54THステーショングリル」へ階段で向かってみると、キラキラした飾りが誘導してくれました。
そして幻想的な竹林に到着。
レストランはこの竹林をぐるりと囲むように配置されており、ライブキッチンとなっていました。
柱を見ると、アンティークの箪笥の引き出しが貼られていて驚き。
「華族の邸宅」をイメージしたというこのレストランは、それぞれのスペースで異なる雰囲気が演出されており、インテリアを眺めるのも楽しい。
ディナーコースは「Voyage -旅路-」と名付けられており、東海道五十三次の終点である三条大橋にあるホテルならではの演出。
お品書きには詳しいコンセプトストーリーが記載されていました。
メイン料理では、「エディブルフラワーやミニトマトを使い、ご自身でお皿を自由に盛り付けてください」と。
(もちろん、ご夫婦やカップルもいらっしゃいますが、)ホテルのブランドコンセプトが女性向けということもあってか、どれも少量・一口サイズの、目で楽しめるお料理でした。
ダーワ・悠洛 京都(旧 京都悠洛ホテル Mギャラリー)の朝食
朝食は、夕食と同じく、54THステーショングリルにて。
洋食か和食かを選ぶことができ、和食を選択してみたところ、西京焼きや牛スジ煮込みなどを味わうことができました。
洋食を選ぶと、(写真奥のように)3種類のドレッシングがお洒落なガラスタワーで運ばれてきます。
ダーワ・悠洛 京都(旧 京都悠洛ホテル Mギャラリー)のアクセスと駐車場
京都悠洛ホテル Mギャラリーへの行き方は、
- 京阪本線「三条駅」から徒歩約3分
- 地下鉄東西線「三条京阪駅」2番出口から徒歩1分
- JR「京都駅」からタクシーで約15分
- 「三条京阪前」バス停から徒歩約3分
駐車場はありませんが、上記のように、駅やバス停からすぐに着く、非常にアクセスの良い場所にあります。
また周辺には人気の観光スポットが多数あり、観光立地も良いです。
ダーワ・悠洛 京都(旧 京都悠洛ホテル Mギャラリー)は女性が喜ぶホテル。
女子旅・母娘旅はもちろん、
彼女への誕生日プレゼントとして、
奥さんへの結婚記念日のプレゼントとして、
娘さんへのご褒美として、
喜ばれること間違いなしです。