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格別な滞在!志摩観光ホテル「ザ・ベイスイート」の宿泊レポ

志摩観光ホテル「ザ・ベイスイート」
Mami
Mami

こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。

 

この記事では、伊勢志摩サミットのメイン会場となり、各国の首脳も滞在した「志摩観光ホテル ザ ベイスイート」の宿泊レポをお届けします。

 

ザ クラシック」や「ザ クラブ」の様子も一部ご紹介します。

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志摩観光ホテルとは

志摩観光ホテルは、三重県・志摩市の賢島にあり、

  • 皇室御用達のホテル
  • 山崎豊子氏の小説『華麗なる一族』の舞台
  • 伊勢志摩サミット2016のメイン会場

などで知られる、由緒正しきクラシックなホテルです。

志摩観光ホテルは

  1. 全客室がスイートルームでモダンなデザインの「ザ ベイスイート
  2. 昭和を代表する建築家・村野藤吾氏が設計した「ザ クラシック
  3. 開業当時の面影を残すパブリックスペース「ザ クラブ

の3館からなり、

伊勢志摩サミット2016の際、

  • フランスのオランド大統領やドイツのメルケル首相は「ザ ベイスイート」
  • アメリカのオバマ大統領は「ザ クラシック」

に滞在されたとのこと。

伊勢志摩国立公園内に位置し、志摩半島・英虞湾に面しているホテル。

日常から離れ、雄大な森と海に抱かれながら、特別な時間を過ごせました。

志摩観光ホテル「ザ ベイスイート」へ

志摩観光ホテル「ザ・ベイスイート」

ザ ベイスイート宿泊の場合、近鉄「賢島駅」からホテルまで専用車で送迎してもらえます。

 

館内に一歩足を踏み入れると、ふわっと素敵な香りが。

(実は3館それぞれ異なる香りで包まれており、ブティックにて、それぞれの香りのリードディフューザーを買い求めることもできます。)

 

そして見上げれば、さすが賢島、真珠のオブジェが上品に輝いています。

 

入口以外にも、真珠の装飾が館内のあちこちに施されており、

 

エレベーターの手すりには、これでもかと真珠が詰まっていました(驚)

スタッフの方々の制服にも一粒の真珠がキラリ。

 

チェックインは、ハーブティーをいただきながら、スタイリッシュな椅子に座って行うシッティングスタイル。

 

ラウンジの前で揺れる水盤に目を移せば、旅の疲れも和らぎ、リラックスモードに切り替わります。

志摩観光ホテル「 ザ ベイスイート」の客室

志摩観光ホテル「ザ・ベイスイート」の客室

英虞湾の絶景を臨み、全客室がスイートルームの「ザ ベイスイート」

50室の客室はすべてリビングとベッドルームからなり、その広さは100㎡以上もあります。

 

扉を開けると、まずは十分すぎる広さの玄関が。

腰掛け椅子も用意されているので、ご年配の方や足が悪い方には嬉しい配慮。

 

その先にはドリンクスペースが設けられています。

なお冷蔵庫のドリンクも、ビールやワイン含め、全て無料サービスです。

 

志摩観光ホテル「ザ・ベイスイート」のバスルーム

ふかふかのタオルやバスローブ

さらに奥には、眩しいほどの光が差し込むバスルームが。

磨りガラス戸のトイレはちょっと気恥ずかしいけれど、洗面ボウルは2つあり、使い勝手は抜群。

 

リングスタンドもあります

可愛くラッピングされたアメニティその1

アメニティその2

アメニティはすべてフランス生まれのクラランスで統一されており、良い香りに包まれます。

 

志摩観光ホテル「ザ・ベイスイート」のバスルーム

輝く英虞湾を眺めながらの入浴もいいですし、ブラインドも下げられます

浴槽はゆったり足を伸ばせる広さで、お風呂枕も用意されています。

お湯張りは自動なので、わざわざ止めに行く必要はありません。

 

桶や椅子は日本的

洗い場も十分な広さがあり、レインシャワーとハンドシャワーの両方が用意されているので、使いやすい方をどうぞ。

ちなみにザ ベイスイートには大浴場もありますが、コロナ対策のため、お休みとなっていました。

 

志摩観光ホテル「ザ・ベイスイート」の客室

パジャマが用意されています

今回は「FUTONスイート」タイプを予約したのですが、日本の伝統美と現代的なデザインを融合させた落ち着きある空間。

足元に段差はありますが、人感センサー照明がついているので、夜でも安心です。

 

ガウンもあります

ちなみにクローゼットもセンサー感知で照明が点ります。

 

志摩観光ホテル「ザ・ベイスイート」の客室

デスク、ソファー、丸テーブル。ハイビジョンテレビはリビングとベッドルームにそれぞれに。

日中は眩しいほどの光が差し込みます

WiFiもサクサク動きます。

 

テラスも大人2〜3人が余裕でヨガができてしまうほど広く、

 

志摩観光ホテル「ザ・ベイスイート」バルコニーからの眺め

その先には木々が生い茂る庭園と、穏やかな入江に囲まれた英虞湾が望めます。

 

志摩観光ホテル「ザ・ベイスイート」の客室

ザ ベイスイートのチェックアウト時間は、嬉しいことに12:00と遅め。

100㎡という広々としたお部屋で、家族や大切な人とゆっくり穏やかに格別な時間を。

志摩観光ホテル「ザ ベイスイート ラウンジ」

志摩観光ホテル「ザ ベイスイート ラウンジ」

ザ ベイスイートの最上階には、宿泊客専用の「ラウンジ」があります。

ちなみに伊勢志摩サミット1日目のコーヒーブレイクは、このラウンジで行われました。

 

帆船エスペランサが航行中

日本有数のリアス式海岸である英虞湾を望みながら、

 

コーヒー、紅茶、ソフトドリンク、アルコール、小菓子などをいただけます。

 

志摩観光ホテル「ザ ベイスイート ラウンジ」

タイミングがあえば、ワゴンサービスでマカロンやフィナンシェなどもいただけます。

ザ ベイスイートの屋上庭園はサミットフォトスポット

ラウンジの先は「屋上庭園」となっており、伊勢志摩サミット2016にて首脳集合写真が撮影された場所があります。

 

「日本の原風景」と紹介され、各国の首脳も眺めた美しいリアス式海岸を背景に、

 

国のトップになった気持ちで、キメ顔で撮影を(笑)

 

フォトスポットの裏側には、各国の立ち位置もバッチリ。

志摩観光ホテル「 ザ ベイスイート」のレストラン「ラメール」での朝食

フレンチレストラン「ラ・メール」

とても楽しみにしていたフレンチレストラン「ラ・メールのお料理。

 

志摩観光ホテル「 ザ ベイスイート」のレストラン「ラメール」

英虞湾の絶景が楽しめる席へ案内されます。

 

朝食「ラ・メール・ブレックファスト」はコース仕立てとなっており、

 

自家製モーニングジュースは、梨とぶどうの濃厚な甘みを楽しめました

まずはフレッシュハーブウォーターと、シャンパンなど選べるドリンクから始まります。

 

志摩観光ホテル「 ザ ベイスイート」のレストラン「ラメール」での朝食

食べやすいよう、小さなみかんまで切り目が入っています

季節のフルーツには、地元のヨーグルトが添えられています。

まずはプレーンで味わい、その後は用意されているジャム3種類と蜂蜜で味変を楽しめます。

 

三重県産の野菜サラダには、志摩市の船越味噌を使ったディップが添えられているのですが、このディップが妙味でした。

 

志摩観光ホテル「 ザ ベイスイート」のレストラン「ラメール」での朝食

本日のモーニングスープはパンプキンスープ。

 

目の前でスープが注がれるのですが、かぼちゃの甘い香りが早くも漂ってきました。

 

パンは種類が豊富でどれをいただこうか迷いますが、スタッフの方曰く、人気はクロワッサンとシナモンロールとのこと。

 

ティーポットや食器の下に敷かれているレースは、樋口総料理長のお母様の手作りとのこと

卵料理は「海の幸と卵のグラタン」を選択。

卵型の食器がもう可愛い。

 

志摩観光ホテル「 ザ ベイスイート」のレストラン「ラメール」での朝食

海老やアワビに、とろとろの卵を絡めていただく贅沢。

 

「エックベネディクト ラ・メール風」の方は、ビスクソースがかかり、海鮮のソーセージが添えられていました。

飲み物は、紅茶を選ぶと、ストレート・レモン・ミルクと飲み方によって、イングリッシュブレックファーストやアッサムと茶葉そのものを変えて提供されるのも良かったです。

女性総料理長ならではの感性が光る、心踊る朝食でした。

夕景はザ クラシックの屋上展望台からがおすすめ

ザ クラシックの屋上展望台より「日本の夕陽百選」に選ばれた夕景

ザ ベイスイートの屋上庭園からの夕景も美しいのですが、おすすめはザ クラシックの屋上展望台からの眺めです。

ザ ベイスイートの屋上庭園と違い、だたのガランとした屋上ですが、ザ クラシックの屋上展望台からは、「日本の夕陽百選」に選ばれた夕景が楽しめます

 

ザ クラシックの屋上展望台より「日本の夕陽百選」に選ばれた夕景

リアス式海岸と真珠いかだが生み出す陰影は格別の景色。

ザ ベイスイートよりも英虞湾との距離が近くなるため、刻一刻と真っ赤に染まっていく英虞湾の美しさにうっとりします。

「ザ ベイスイート」⇄「ザ クラシック」間は、いつでも専用車で送迎してもらえますし、歩いても行けます。

また「ザ クラブ」は「ザ クラシック」と繋がっています。

志摩観光ホテル「 ザ クラシック」の「ゲストラウンジ」

志摩観光ホテル「 ザ クラシック」の「ゲストラウンジ」

せっかくザ クラシックに立ち寄ったので、ザ クラシックのゲストラウンジものぞいてみることに。

ザ ベイスイートとは異なるモダンな雰囲気で、読書スペースも奥に設けられていました。

ザ ベイスイートの宿泊客も、カードキーがあれば利用することができます。

 

志摩観光ホテル「 ザ クラシック」の「ゲストラウンジ」

ゲストラウンジからの英虞湾の夕景もいいですね。

 

志摩観光ホテル「 ザ クラシック」の「ゲストラウンジ」ザ クラシックはセルフスタイルのみとのことですが、自由に各種ドリンクやおつまみなどを楽しめます。

志摩観光ホテル「 ザ クラブ 」カフェ&ワインバー「リアン」

志摩観光ホテル「 ザ クラブ 」カフェ&ワインバー「リアン」

当日の夜は、館内のレストランすべてが満席で予約が取れないとのことだったので、ザ クラブの「リアン」でカジュアルディナーをいただきました。

ちなみに伊勢志摩サミット1日目のワーキング・ランチは、このリアンが会場でした。

 

伊勢真鯛と海の幸のソテーの白ワインソースが美味しく、海老やイカの下からはリゾットが現れました。

 

ワインバーと名があるように、ワインセラーが目の前にあるので、ワイン好きならより楽しめるはずです。

ザ クラブにある伊勢志摩サミットギャラリー

ザ クラブには「伊勢志摩サミットギャラリー」が設けられており、当日のスケジュールや食事メニュー、記念品などが紹介されています。

 

伊勢志摩サミット

伊勢志摩サミットのサミットテーブル

そして一番の目玉は、実際にワーキング・ランチで使用された「サミットテーブル」にも座れることです。

FSC認証を取得した「尾鷲ヒノキ」の無節材を使用しているとのことで、年輪が緻密で光沢のある国産木材の美しさが表現されています。

椅子の張地は国の伝統的工芸品に指定してされている「伊勢木綿」、背面のデザインにも伝統的工芸品の「伊賀組紐」が使われています。

 

ぜひここでもキメ顔で記念撮影を(笑)

志摩観光ホテル内のアクティビティ

星空観察会

志摩観光ホテルでは、宿泊客限定のアクティビティがいくつか用意されています。

「館内見学ツアー」は毎朝行われますが、それ以外は開催日が決まっているため、詳細は公式サイトを参考にされてください。

私は「星空観察会」に参加し、天体望遠鏡で土星と火星を見せていただきました。

土星は平たい丸、火星は赤い丸ぐらいにしか見えませんでしたが、貴重な体験。

志摩観光ホテルへのアクセス

近鉄「賢島駅」から

  • ザ ベイスイート宿泊の場合、「専用車」で送迎してもらえます(要予約)
  • ザ クラシック宿泊の場合、「シャトルバス」で送迎してもらえます

駅からホテルまでは車で3分ほどの距離のため、歩いても行けそうに思いますが、丘の上に建つホテルなので、送迎サービスの利用がおすすめです。

伊勢神宮(内宮)から

伊勢神宮の内宮からなら、本数は限られますが、「パールシャトル」の利用が便利です。

パールシャトルは、伊勢神宮内宮と伊勢志摩近鉄リゾートホテルを結ぶシャトルバスで、志摩観光ホテルにも停車します。

 

志摩観光ホテル「 ザ ベイスイート」のレストラン「ラメール」

志摩観光ホテルは、観光旅行の際にというよりは、「両親と」「夫婦で」など、家族や大切な人と特別な時間を過ごしたいときに最適なホテルです。

 

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