こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
夏が近づいてきたということで、今回は関西一のビーチとして有名な白浜エリアにある「ホテルシーモア」の宿泊レポをお届けします。
ホテルシーモアはどんなホテル?
和歌山県・白浜にある「ホテルシーモア」。
2018年3月にグランドオープンを果たし、「SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE」として生まれ変わりました。
*以下ホテルシーモアと称します。
ロビーはとても広々としていて、明るく開放的。
左右にはお土産屋さんと
落ち着いた雰囲気のラウンジがあります。
チェックインを済ませると、
色浴衣を無料で自由に選ぶことができます。
女性用は5種類あり、サイズもS・M・Lと用意されています。
また帯の種類も豊富で、足袋ソックスも用意されています。
外出時は下駄も貸し出してもらえます。
男性用はないのですが、男女兼用の浴衣は別途用意されています。
また室内にもシンプルな柄の浴衣は用意されていたので、体が大きい男性は室内に用意されている浴衣を着用されるのがいいかもしれません。
浴衣ラウンジと同じスペースには、アメニティコーナーもあり、ここも自由に利用できます。
ヘアゴムやターバン、コットンにマウスウォッシュ、爪磨きや髭剃りなど、様々なものが用意されています。
その他、ピローセレクトコーナーもあり、好みの硬さや形状の枕も選べました。
ホテルシーモアの客室
今回は和洋折衷のデラックスの部屋を予約してみました。
部屋に一歩入ると、綺麗なオーシャンビューが目の前に!
またグランドオープンして間もないこともあり、とても綺麗で、テンションが上がります。
ふかふかのベッドはもちろんのこと、
小上がり式の畳も快適!
いつでもゴロゴロ転がれます。
窓を開けると、透明度の高い海がキラキラと輝いています。
その他の室内設備ですが、ふかふかスリッパやリセッシュ、靴磨きなども用意されています。
ふかふかスリッパもいいですが、暑くなってくると、もう一つ用意されている自然素材スリッパの方が涼しくて快適なので、私はこちらを利用していました。
こちらは室内備え付けの浴衣です。
トイレは自動感知でライトがつきました。
洗面所は壁一面が鏡貼りなので、今回3人で宿泊したのですが、朝の支度もスムーズにできました。
シャワーや湯船もあるのですが、
湯船は窓を閉めないと丸見えのタイプです。
ウェルカム菓子は、梅の産地である和歌山らしく梅サブレ。
お茶は急須がついているのに、なぜか茶葉ではなくティーパックでした。
その他、フリースマートフォンも用意されていました。
室内でも室外でも宿泊者は無料で利用できますし、観光案内アプリも入っています。
チェックイン時に使い方の説明がされるので、必要に応じて使ってみてもいいですね。
夜カーテンを閉めると、お部屋はこんな雰囲気になりました。
ホテルシーモアの目玉!インフィニティ足湯
ホテルシーモアで一番楽しみにしていたのが、インフィニティ足湯です。
ロビー階の奥へと進み、外へ出ると…
目の前には、海と一体化したインフィニティ足湯が広がります!
長さ30mの大足湯では、水盤の向こうに見える太平洋を一望できます。
プールのようにも見えますが、れっきとした足湯です。
程よくぬるめの足湯に浸かりながら、キラキラ輝く海を眺める贅沢な時間。
癒されます…が、日中お天気がいいと顔が焼けます(笑)
7:00~23:00まで無料で利用でき、足を拭くタオルもきちんと用意されていますので、手ぶらでOKです。
インフィニティ足湯の横には、海を眺めながらゆったり過ごせるテラスもあります。
またインフィニティ足湯の前には、もう一つラウンジがあります。
光と影のコントラストで、青空と海の青さが一層引き立ち美しいです。
ちなみにインフィニティ足湯からは美しい夕陽が眺められるとのことで楽しみにしていたのですが、当日はあいにくの曇り空。
それでも水盤に空模様が反映して、これはこれで美しかったです。
足湯スペースには17:00〜24:00に営業するバーも隣接しているので、夕暮れ時、お酒を楽しみながらマジックアワーを楽しむのもいいですね。
こちらは夕方〜夜にかけてのラウンジの雰囲気です。
しっとり、まったり、落ち着けます。
ベーカリーカフェ
ホテル入り口にはベーカリーカフェがあります(19:00〜18:30)。
梅やミカンなどを材料としたお土産品やジュース、アイスもありますし、
毎朝焼きたてのパンも用意されています。
ちなみに、このパンは朝食ビュッフェでも用意されます。
小腹がすいていたので、ミカンクリームが入ったシュークリームを。
カフェスペースでの飲食だけでなく、ラウンジに持ち込みもOKとのことなので、ラウンジで海を眺めながらいただきました。
プレイルーム
ホテルの2階には、大人から子供まで楽しく遊べるプレイルームがありました。
ビリヤードやテーブルフットボール、腕相撲などなど。
お子さん向けにはボルタリングや雲梯もあります。
その他、ゴルフシミュレーターや
麻雀ルーム、ミュージックルームなどもあります。
ゴルフシミュレーターなど一部有料のものもありますが、基本的には無料で8:00〜24:00まで遊べます。
ホテルシーモアの温泉
ちょっと変わった趣向として、温泉前にはシャンプーバーなるものがありました。
お風呂場にも馬油と資生堂のものが用意されているのですが、それとは別に、自分の好きな香りのものを使うことができます。
専用ケースが用意されているので、お気に入りの香りを見つけたら、試されてみてはいかがでしょうか。
温泉施設は
- 露天風呂
- 大浴場
- 浴場
- 岩盤浴
- サウナ
と5種類あります。
大浴場には、座り湯や、あひるのおもちゃをたくさん浮かべた子供用のお風呂もあります。
露天風呂は、深さ120cmの立ち湯の場所があります。
目線を海面に近づけることで、眼前の海との一体感を味わいながら温泉を楽しめます。
露天風呂に行く際には、外気が当たっても寒くないように、専用の脱ぎ捨て服も用意されています。
その他、フェイスタオルも使い放題で、かなりサービスが行き届いていました。
ただ時間帯によって男女入れ替えとなるのですが、なぜ入れ替えているのだろうと不思議に思うくらい、設備内容も景色も同じに感じました。
マンガ読み放題!うたた寝できるお部屋
温泉の隣には、うたた寝ルームがあります。
マッサージ機(無料)もありますし、マンガも壁一面に用意されています。
畳も綺麗なので、お風呂上がりにゴロゴロ寛げ、至福の時です。
また有料にはなりますが、ボディケアや酸素ルームも利用できます。
ホテルシーモアの夕食
ホテル併設のレストランは
- いけす円座
- すし八咫
- ビュッフェby the ocean
と3タイプあり、円座と八咫はホテル横にある別建物にお店を構えています。
今回は新鮮な魚貝が楽しめるという「いけす円座」を選んでみました。
席に通されると、その名の通り目の前には生け簀があり、様々な魚たちが泳いでいます。
ホテルの前には海があるし、目の前には生け簀があるので、新鮮な海の幸をいただけると思うと楽しみです。
ただ残念ながら、ご飯とあら汁以外は全ておぼんにセットされた状態でまとめて提供されたので、天ぷらも冷めていて、ちょっとガッカリ。
味も特筆すべきものはなく、強いて言うなら、あら汁と鮑のワイン蒸しは美味しかったです。
鮑は席についてから火を入れてくれるので、出来立てをいただけます。
ホテルもレストランも雰囲気はとても良いので、夕食に関しては、その場で握ってもらえる「すし八咫」か、好きなだけ食べれる「ビュッフェby the ocean」をおすすめします。
ホテルシーモアの朝食
朝食はby the oceanにてビュッフェ形式でいただきました。
大きく和食コーナーと洋食コーナーに分かれています。
洋食コーナーでは、ベーカリーのパンをはじめ、シリアルやパスタが用意されています。
またミカンの色と香りがするお水もありました。
ほんのり香りがするだけかと思いきや、ミカンジュースと言われても納得するくらい、しっかりと香りや味を感じる不思議なお水でした。
和食コーナーでは、和歌山らしく数種類の梅干しや、
梅を練りこんだ蕎麦が用意されていました。
ダイニングキッチンにある出汁巻卵はふわふわで、とっても美味しかったです。
デザートは4〜5種類と少なめですが、アイスは3種類ありました。
中身のないコロネパンが用意されていたので、アイスを詰めたアイスコロネを作っていただきました。
レストラン名がby the oceanというだけあって、レストランからの景色も最高です。
白浜海中展望塔
お子さんがいたり、海の生物が好きなら、ホテルから直通で行ける海中展望塔もおすすめです(客室から撮影/写真の白い建物)。
- 大人800円
- 小人500円(3才〜小学生以下)
なのですが、ホテル受付でチケットを購入したところ100円割引券をもらえたので、実際は700円で入れました。
橋から見渡せる白浜の海は透明度が高くて驚きました!
遠くを見やると、白浜のビーチが白く輝いているのが分かります。
当日は天気に恵まれ、展望塔内は空と海の青色に染まっていました。
しばらく螺旋階段を降りて、水深8mに達すると…
そこは全天候型の海中展望塔。
丸窓から悠々と泳ぎ回る魚たちを鑑賞できます。
餌をまいているようで、予想以上に多くの魚たちを見ることができました。
ホテルシーモアまでの交通アクセス
JR「白浜駅」からは車で約10分。
路線バスなら20分ほどで着く停留所「新湯崎」で下車すれば、目の前がホテルシーモアです。
また本数は1日4便と限られていますが、白浜エリアにある宿泊施設を巡る無料シャトルバスもあります(詳細は白浜温泉旅館協同組合サイトにて)。
オーシャンビューのお部屋に、
海と一体化を味わえるインフィニティ足湯。
女子旅やカップル旅行だけでなく、家族旅行でも楽しめる施設やサービスが整っているので、白浜観光や白浜ビーチへの海水浴の際におすすめのホテルです。