
こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
この記事では、マカオの世界遺産巡りに最適だった5つ星ホテル「ソフィテルマカオアットポンテ16」の宿泊レポをお届けします。
ソフィテルマカオアットポンテ16はマカオの世界遺産巡りに最適な高級ホテル
ソフィテルマカオアットポンテ16(Sofitel Macau At Ponte 16 / 澳門十六浦索菲特酒店)は「マカオ半島」中心部にある5つ星ホテルです。
世界遺産「マカオ歴史地区」の構成資産30箇所は全てマカオ半島にあり、特に「聖ポール天主堂跡」や「セドナ広場」など有名な世界遺産が、ソフィテルマカオアットポンテ16からは徒歩10分圏内にあります。
そのためソフィテルマカオアットポンテ16はマカオの世界遺産巡りに最適なホテルなんです。
またフランス資本の豪華ホテルなので、アメニティはロクシタンだったり、評判通り朝食は美味しかったり、スタッフの方々も親切だったりと、3泊しましたがとても快適に過ごせました!
ソフィテルマカオアットポンテ16のロビー
キラキラ天球儀が特徴的な外観のソフィテルマカオアットポンテ16。
一歩ホテル内に入ると、きらびやかなエントランスが広がります。
ドアマンもフロントスタッフも感じが良く、気持ちよくチェックインすることができました。
ガラス細工のモネの睡蓮も美しいですが、
個人的にはキラキラ天球儀が好み。
ホテル内からでも迫力があります。
エントランス階の奥には、カジノやMJカフェ(2016年にマイケルジャクソンギャラリーは閉鎖し、今はカフェのみ)もあります。
ソフィテルマカオアットポンテ16の客室
客室階もキラキラと豪華。
そして客室内は、綺麗で、広くて、匂いもなく、テンションが上がりました!
ふかふかのベッドはもちろんのこと、
テーブル席や、足を伸ばせるソファもあります。
そして今回はシティビューの部屋を指定していたので、室内からは特徴的な外観のホテル「グランド・リスボア・マカオ」のライトアップを楽しむことができました。
どんどん色が変化していくので、ずっと眺めていられます。
また左側を眺めると、世界遺産の構成資産の一つでもある「ギアの灯台」の灯りも見えます(動画0:14あたりから)。
そう、世界遺産「マカオ歴史地区」が観光しやすいだけでなく、部屋から世界遺産を眺められるホテル(シティービュー側)でもあるのです。
ちなみに朝の眺めはこちら。
街並みにポルトガルの面影はなく、もはや中国ですが、景色はいいです!
個人的に感動したのは、湯沸しポットが清潔だったこと。
5つ星ホテルでも、ホテルによっては、水垢が溜まっていたり、薬品臭さが残っていたりしますが、綺麗で匂いもなかったので、安心して使うことができました。
ドリンクは、烏龍茶・ジャスミン茶・プーアール茶・紅茶・コーヒーが用意されており、ペットボトルのお水も1日2本無料サービスされます。
水回りも綺麗で、明るく広々。
トイレとシャワーが別々なのは嬉しいですし、シャワーが可動式にできるのも使い勝手が良かったです。
湯温も水圧も文句なし。
さらにバスタブもついているので、特に世界遺産を一日で踏破した日は足が棒のようになっていたので、ゆっくり足をお湯に浸せたのは本当に気持ちよかったです。
アメニティは
- シャンプー
- コンディショナー
- シャワージェル
- ボディーローション
- コットン
- 綿棒
- 歯ブラシ(色違いで用意されているので、混同しない)
- シャワーキャプ
- 髭剃り(クリーム付)
- 木櫛
- 爪やすり
と一式揃っており、
バスルーム製品はフランス資本らしくロクシタンで揃えられていました。
その他、ヘアドライアー、アイロンにアイロン台、靴磨きなども揃っており、WiFiもサクサク動くので、3泊の間、本当に快適に過ごせました。
ソフィテルマカオアットポンテ16の朝食・レストラン
楽しみにしていた朝食レストラン「ミストラル」は6階に。
最初に目に飛び込んできたのは、菓子パンエリアに立っているマネキン(笑)
マネキンはともかく、美味しそうな菓子パンやエッグタルトが並んでいます。
また種類が豊富で、評判通り、どれも美味しかったです。
中華コーナーには、焼売・炒飯・お粥など、飲茶が日替わりで用意されていました。
和食コーナーには、蕎麦・漬物・味噌汁などが、
洋食コーナーには、パン・シリアル・ハム・チーズなどが揃えられています。
缶詰デコレーション(笑)
その他、サラダやお惣菜もたっぷり用意されていて、
フルーツやヨーグルト、
フレッシュジュースやアイスクリームなどもあります。
ライブキッチンのコーナーでは、麺料理(2種類の麺)・卵料理(オムレツやスクランブルエッグなど)・クレープ・ホットケーキなどを注文することができます。
お子さんには、くまのプーさんがいるドーナッツコーナーが人気でした。
ある日はお粥とエビ焼売。
ある日はお粥とチマキ。
2種類の麺料理もペロリと完食。
チーズ入りの練り物も美味しかったですし、薬味も豊富なので、もちろんそのままのスープでも美味しいのですが、味変も楽しめます。
時には気分を変えて洋食にしたり、
ある日はワンタンスープが配られたりしました。
う〜ん、どれも美味しい!
レストランの内装は南欧風。
外に出るとプールがあり、
その先にには中国大陸が見えます。
毎日、大満足の朝食でした。
ソフィテルマカオアットポンテ16のカジノ
カジノ内の写真は撮れませんでしたが、特にドレスコードはないので、みんなラフな格好で楽しんでいました。
カジノに興じている方々はご年配ばかりでしたが、想像以上に人に溢れており、活気があります。
(無料ドリンクも複数用意されているので、ドリンクを片手に見学だけしている人もいるような…。)
ただソフィテルマカオアットポンテ16のカジノは、コタイ地区に乱立している巨大リゾートホテルのカジノに比べると、華やかさや規模は欠けている印象を受けました。
カジノエリアは3階分ありますが、一番下の階には両替所や食堂も入っています。
マカオでは通常、両替手数料はどこでも無料です。
またカジノでも街中の銀行でも、レートはどこもほぼ同じなので、ホテル内のカジノで24時間両替できたのは便利でした。
ただカジノで両替すると香港ドルになります。
マカオでは、マカオの通過「パタカ」と「香港ドル」を1:1で使えるのですが、厳密にはパタカと香港ドルは1:1.03のレートになるので、高額な買い物をする際にはパタカで支払うようにすべきです。
マカオ空港からソフィテルマカオアットポンテ16までシャトルバスは出ているの?
ソフィテルマカオアットポンテ16のシャトルバス情報
マカオの高級ホテルの多くは「空港・フェリーターミナル・国境」と「(系列)ホテル」を結ぶ無料シャトルバスを運行しています。
もちろんソフィテルマカオアットポンテ16も無料シャトルバスを運行しているのですが、
公式サイトには
- マカオフェリーターミナル(Macau Ferry Terminal / 外港客運碼頭):9:00-23:00、約20分間隔で運行
- 国境(Border Gate / 關閘總站):9:00-23:00、約15分間隔で運行
という運行情報しか掲載されておらず、
自分が出入国するマカオ空港からの運行情報が見つけられなかったので、ホテルに直接問い合わせてみました。
マカオ空港からソフィテルマカオアットポンテ16への行き方
丁寧な返信メールが届いた結果、残念ながらマカオ空港からのシャトルバスは運行されていませんでした。
そしてマカオ空港からソフィテルマカオアットポンテ16へ向かう方法として、次の3つが案内されました。
- タクシー:運賃は約100MOP、所要時間は約25分、スーツケース1個につき別途3MOPかかる
- 送迎サービス:片道525MOP、休日は50%上乗せ、23:00〜8:00のみ、最大6人乗りの車
- バス:運賃は6MOP、所要時間は約40分、MT4に乗りPonte16(十六浦 / M132)で降りる
ちなみに私がマカオ空港〜ホテル間を実際に利用した際は、スーツケース1個を含み、合計129MOPかかりました。
あと豆知識として、マカオのバスはお釣りが出ないので、6MOPちょうどがなければ、10MOPなど多めに払うしかありません。
時間はかかっても節約したい方向けの移動方法

マカオフェリーターミナル
上記3つ以外の方法として、マカオフェリーターミナルにさえ着けば、ソフィテルマカオアットポンテ16へ向かうシャトルバスがあるわけなので、
所用時間は1時間近くかかりますが、節約したいという方には、他のホテルの無料シャトルバスを乗り継ぐという方法もあります。
MGM系ホテルやウィン系ホテルのバスは、宿泊客でなくても無料で利用できますし、本数も多いので、
(例)
マカオ空港
↓
一旦「MGM・マカオ」や「ウィン・マカオ」へ
↓
マカオフェリーターミナル
↓
ソフィテルマカオアットポンテ16
という乗り継ぎ方です。
時間や予算の使い方に合わせて、自由に選んでみてください。
夜の世界遺産巡りもしやすい

左上の大きな黄色の建物がホテル。右下の壁が聖ポール天主堂跡。
マカオは治安がいいのと、ソフィテルマカオアットポンテ16から徒歩10分の距離に「聖ポール天主堂跡」や「セドナ広場」など有名な世界遺産があるので、人の少ない早朝や夜の世界遺産巡りにも最適です。
特に聖ポール天主堂跡は昼と夜とでは印象が大きく異なるので、両方の時間帯で訪問できるのはいいですね。
人気のローカル料理店も徒歩圏内
マカオには、ミシュランの星付きレストランからローカル店まで、美味しいお店が沢山ありますが、ソフィテルマカオアットポンテ16の徒歩圏内にも有名店が多数あります。

薑葱蝦子撈麵(41MOP) エビの殻で出汁をとったであろうスープ付き

雲呑湯麺(32MOP)
例えば、エビの卵をまぶした焼きそばやワンタン麺で人気の祥記麵家。
薑葱蝦子撈麵は、エビ臭くないか恐る恐る食べて見たのですが、クセはなく、ネギとショウガがアクセントとして効いていて美味しかったです。
麺は汁気も油気もないので、すすっては食べにくいけれど、極細麺でコシがありました。
ワンタン麺は言わずもがなの美味しさ。
超人気店なので相席は必須です。

牛乳プリン(32MOP)
食後のデザートに向かったのは牛乳プリンで人気の義順牛奶公司。
冷たい版と温かい版、ショウガ入りや小豆入りも選べましたが、シンプルに冷たい牛乳だけのプリンをオーダー。
濃厚なコクが美味しかったです。
なお座席には「席料として60元」という表記がありますが、確認したところ、席料は不要でした。
世界遺産観光にも、グルメ観光にも、ソフィテルマカオアットポンテ16は最適な立地のホテルです。
ソフィテルマカオアットポンテ16のクラブラウンジ
私が予約手続きをした際はもう完売でしたが、ソフィテルマカオアットポンテ16で「コスパがいい」と評判が高いのが、クラブフロアのお部屋を予約することです。
- チェックインは17階のクラブラウンジで
- ウェルカムジュース
- アフタヌーンティー
- イブニングカクテル
などの無料サービスが充実しているので、もしも宿泊希望日に空室があるようなら、検討してみてはいかがでしょうか。