こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
今回は、三重県・大台町にある温泉リゾート「奥伊勢フォレストピア」の宿泊レポをお届けします。
ユネスコエコパークにて大自然アクティビティを満喫した後は、温泉と本格フレンチを楽しむのはいかがでしょうか。
三重県・大台町にある奥伊勢フォレストピアとは
三重県大台町は、伊勢のさらに山奥にあるため「奥伊勢」とも呼ばれています。
町全体がユネスコエコパークに認定されているほど自然豊かな場所で、アウトドア派の方には、日本一の清流「宮川」や日本三大峡谷でもある「大杉谷」で知られています。
そんな美しい大自然の中にある温泉リゾートが「奥伊勢フォレストピア」です。
館内は森の中のホテルらしく、温かみのある木製家具で統一されています。
奥伊勢フォレストピアの客室の雰囲気
奥伊勢フォレストピアには
- 宮川山荘
- コテージ
- キャンプ
と3種類の宿泊施設があるのですが、特に宮川山荘はバラエティ豊かな客室が用意されています。
洋室・和室・和洋室だけでなく、
ロフト付きの部屋もあり、洋室タイプもあれば、
和洋室タイプもあります。
客室内も木製家具で統一されており、
アメニティは歯磨きセットのみですが、温泉用に浴衣とタオルが用意されています。
どの部屋もとにかく広いのですが、宿泊費は「一部屋あたり」で設定されており、お値段はどの部屋も同じ。
(なので家族やグループで泊まるほど、お得になります。)
基本的には、ホテル側が、予約人数とその日に空いている部屋とを照らし合わせながら割り振る「おまかせ部屋」となり、どの部屋になるかは当日までのお楽しみです。
強いて言うなら、コンセントの数が少ないので、大人数で宿泊されるなら、タコ足コンセントがあるとスムーズに充電ができるかと思います。
奥伊勢フォレストピアのレストランの雰囲気
奥伊勢フォレストピアにある「アンジュ」は、美味しいと評判の高いレストラン。
ランチとディナーは、なんと本格フレンチを楽しめます。
奥伊勢フォレストピアでの夕食
当日のディナーは「サーモンのポワレ キノコと古代米のリゾット」からスタート。
古代米は大台町産の黒米です。
「カリフラワーのポタージュスープ」
「本日の白身魚のポワレ 赤ワインソース」
近港の錦漁港で獲れた、上品な味の「ヤガラ」。
鮮やかな緑色のソースは「奥伊勢ねぎ」で作られています。
「紀和牛のステーキ 錦爽鶏のバスク風」
紀和牛や錦爽鶏など地元のブランド肉はもちろん、冬だからこそ、ジビエ料理も楽しめます。
脂がたっぷり乗ったイノシシ肉。
弾力のある赤身のシカ肉。
ユネスコエコパークは自然と人間社会の共生を目的とする取り組みであり、大台町では増えすぎた鹿や猪をジビエ料理として活用しながら、自然の保全・再生にも取り組んでいます。
ソースに使われているワサビは、大台町にある野生のワサビ棚から収穫されたものです。
野生のワサビ棚があるなんて、さすが日本一の清流「宮川」が流れる町です。
「特製デザート盛り合わせ」
冬だからこそ、甘みがギュッと詰まったサツマイモが、
伊勢の和紅茶によく合います。
ちゃんとポットで紅茶を提供してもらえるのも嬉しい。
どれも、これも、本当に美味しかったです。
奥伊勢フォレストピアでの朝食
朝食は体にやさしい朝粥つきの和定食。
あえてお粥には塩味がついておらず、梅干しやきゃらぶきなど、様々な付け合わせで味付けを調整できるのがポイントです。
ちなみに写真左下のピンク色のものは、紅麹豆腐。
かなり塩っぱいですが、クセになる美味しさでした。
奥伊勢フォレストピアの温泉の雰囲気
大台町にある「奥伊勢宮川温泉」は、昔から「美人の湯」「美肌の湯」と親しまれきたそうなのですが、
確かに「とろっ」と柔らかなお湯でした。
奥伊勢フォレストピアには露天風呂もあるので、昼間から温泉を楽しむのもヨシ。
夜に満点の星空を眺めながら温泉を楽しむもヨシ。
月替わりの薬草風呂も楽しめます。
ぬるめのお湯なので、ゆっくり浸かって温泉を堪能してください。
なお奥伊勢フォレストピアでは、宿泊客だけでなく、日帰りの方も温泉を楽しめます。
ただ温泉にはボディーソープとリンスインシャンプーしか用意されていません。
宿泊客用には、宿泊階にて、シャワーキャップやコンディショナーなどが用意されていますが、女性的には十分なアメニティとは言えないので、ヘアケアやスキンケアに気をつけている方は、ご自身のお風呂グッズを持参されるのがおすすめです。
ランチ付きの大自然アクティビティツアーもある
町全体がユネスコエコパークに認定されている大台町では、
- 登山(初心者〜上級者)
- SUP
- カヤック
- ボルダリング
- トレッキング
などの大自然アクティビティが楽しめます。
そして「ランチ付き」&「奥伊勢フォレストピアへの送迎付き」アクティビティツアーもあります。
私が参加したベルデ大台ツーリズムによる『水』×『食』大台ピクニックでは、豪華なワンプレートランチ付き。
上記でご紹介したレストラン「アンジュ」によるお料理なので、シーフードグラタンやグリエサンド、じゃがいものポタージュなど、どれも美味!
テーブル席の方が食べやすいですが、せっかくなので、冬ならではの楽しみである焚き火を囲みながら美味しくいただきました。
腹ごしらえが済んだら、いざピクニックへ。
当日はベルデ大台ツーリズム代表の野田さんに案内していただきながら、北総門山へ。
特徴的な樹皮のヒメシャラ。
冬でも十分美しいですが、7月にはヒメシャラの白い花、秋には紅葉で、より見応えが増すとのこと。
そして面白かったのが、森の中で見つけたエビフライ!
リスがたくさん生息している証なのですが、こうした発見もガイドさんに案内してもらえるからこそです。
最後は北総門山の展望台から、美しい里山を一望!
雄大な景色を眺めながらの甘酒は最高でした!
北総門山には、今回のようにスニーカーで気軽にハイキングできるコースや、車椅子の方でも楽しめる整備された道があります。
奥伊勢フォレストピアは犬連れで宿泊できるの?
大台町は自然豊かな場所なので、ペットを連れて宿泊したいという方もいらっしゃるかもしれませんが、現在、ペット連れでの宿泊はできません。
一方、小さなお子さん連れや体が不自由な方に配慮した施設・サービスは整えられています。
奥伊勢フォレストピアへのアクセス
奥伊勢フォレストピアへは
- 電車ならJR紀伊本線「三瀬谷駅」
- 車なら「大宮大台IC」
の利用が便利です。
車の場合、大宮大台ICから約17分ほどで到着します。
ちなみに伊勢神宮からは
- 電車なら約2時間
- 車なら約1時間
で到着します。
便利な無料送迎プランもある
電車の場合は「無料送迎プラン」の利用が便利です。
基本的にはJR「三瀬谷駅」からの送迎となりますが、8名以上の団体の場合、JR「松坂駅」から送迎してもらうことも可能です。
また宿泊翌日のあなたの旅行プランに合わせて、伊勢神宮や大杉谷登山口など、人気観光地へ送り届けてもらえるプランもあります。
送迎時間も融通がきくので、まずは気軽に相談されてみてはいかがでしょうか。
時間に余裕があるときは、地元の方しか知らない、名もなき池なども案内してもらえます。
以上、奥伊勢フォレストピアの宿泊レポでした。
ベストシーズンの夏は連日満室で予約が取れないほど人気のホテルですが、冬であればゆっくり過ごすことができ、冬だからこそジビエ料理も楽しめます。
この記事は、大台町魅力発信ツアー(大台町観光協会 主催)にご招待いただいた体験を元に執筆しています。#大台町PR