こんにちは、Juliと申します。
私は世界遺産は「見る歴史」だから大好きです。本で読んだだけでは想像しがたい佇まいを見ながら、当時の歴史的背景や美しい自然に没頭できます。
今回は、そんな私のイチオシの世界遺産「ロベン島」を2倍楽しむための方法やおすすめホテルをご紹介します。
南アフリカ・ケープタウンにあるロベン島がおすすめな理由
ロベン島は別名「監獄島」と呼ばれ、アパルトヘイトと闘い、のちにノーベル平和賞を受賞したネルソン・マンデラさんが、かつて政治犯として収容されていた場所でもあります。
島へはボートで行くのでちょっとした船旅も楽しめ、途中アザラシの群れを見ることも出来ます。
ちなみに「ロベン」は「アザラシ」を意味するオランダ語です。
ロベン島へはみなツアー参加なので、ガイドさんが一緒に来てくれます。
陽気な現地のガイドさんは、博物館や史跡を回りながら個人的な意見も述べてくれ、質問にもバッチリ答えてくれます。
ただ島での自由行動は許されておらず、それぞれの施設が厳重に管理されていることを実感します。
ロベン島へのボートが出るのは、ウォーターフロントという有名なショッピングセンタ―からです。
ウォーターフロントはお洒落なレストランや高級ホテルが立ち並ぶエリアで、ロベン島の厳しいイメージとは一変。
ショッピングやグルメを楽しめます。
ロベン島の魅力を存分に味わうためのおすすめ観光方法
ロベン島の魅力を存分に楽しむなら、朝9時出発のツアーがおすすめです。
ロベン島はケープタウンから約12km沖合にある島で、ボートの出航は朝9時、11時と午後に1回です。
1回のツアーにかかる時間は、ボートの往復を含めて約4時間。
朝9時のツアーに参加すれば、午前中に観光をしてお昼にウォーターフロントに帰り着くことができます。
ウォーターフロントには数多くのレストランがあるので、すぐに美味しいランチにありつけます。
風が強い時はツアーがキャンセルされますが、キャンセルが朝のうちに分かれば、予定を変更し、その日は市内ツアーを楽しむということもできます。
また南アフリカの上にはオゾンホールがあるそうで、紫外線の一段強い場所となります。
ツアーでは屋外を歩くことになるので、陽射しが強くなる午後の時間帯は紫外線ダメージを受けやすいという理由もあります。
あわせて楽しみたい、周辺の世界遺産や観光エリア
ケープタウンを囲む産地全体が世界自然遺産「ケープ植物区保護地域群」に指定されています。
観光客としてこの自然を楽しむには、テーブルマウンテンやカーステンボッシュ植物園を訪れることがおすすめです。
それぞれが離れた場所にあり、公共の交通機関では辿り着けないので(公共の交通機関が発達していません)、タクシーで行くか、タクシーとの交渉に自信がなければ、日本を出発する前に、現地にいる日本人ガイドさんにお願いするのがベストです。
テーブルマウンテンは、ケーブルカーで頂上まで行きましたが、頂上と言ってもテーブル上になっているので、そこでかなりの時間をかけて散策を楽しむことができます。
ネズミを大きくした感じの「ダシー」という動物がそこら中にいます。
カーステンボッシュ植物園は、植物園というには広大な敷地で、本格的なハイキングも楽しめます。
あわせて楽しみたい、おすすめ体験レジャー
ケープタウンは世界でも有名なワインの産地です。
郊外に出ると数多くのワイナリーがあるので、ワイナリーを効率よく巡るツアーがおすすめです。
ワイナリーと言っても、ブドウ畑を眺めて終わりではありません。
おしゃれな建物の中でワインの試飲をしたり、ランチを楽しむこともできます。
中には、美味しいパンやチーズの入ったランチバスケットを提供しているワイナリーもあり、ピクニックができる場所もあります。
美しい自然を眺めながら、良質のワインを味わって最高の気分になれます。
南アフリカを訪れたらぜひ食べたいローカルフード
Bobotie(ボブーティ)という料理はおすすめです。
オーブン皿に調理したひき肉を敷き詰めて、卵液をかけ、オーブンで焼いた料理で、カレーの風味がします。
カレーの風味ですが、レーズンや、時には乾燥したアプリコットが入っていたりと、かなりの甘さもあります。
ちなみにマンデラさんの好物の料理だったそうです。
南アフリカおすすめのお土産
ペイントされて置物になったダチョウの卵がおすすめですが、厳密に言うと日本への持ち込みはNGらしいです。
それでなければ、カラフルなアフリカンデザインの布製品がおすすめです。
ダチョウの革製品もたくさんあり、高価ですが、日本で買うことを考えれば格安です。
テーブルマウンテンが眺められる!おすすめ高級ホテル「ベルモンド・マウント・ネルソン・ホテル」
ケープタウンのおすすめ高級ホテルは「ベルモンド マウント ネルソン ホテル(Belmond Mount Nelson Hotel)」です。
ケープタウンの賑やかな中心部に位置する、歴史と格式のあるラグジュアリー・ホテル&スパで、低層の建物が広い敷地に広がっています。
テーブルマウンテンのふもとにありながら、ダウンタウンへも至近距離という理想的な立地にあります。
ちなみにロベン島へのツアー発着ポイントであるウォーターフロントまでは、車で約15分。
車を降りて徒歩5分でチケット売り場へ着きます。
ウォーターフロントまでは無料シャトルが運行されているので、フロントで出発時刻を確認してください。
アフタヌーンティーを楽しむこともでき、何とも高級感のある部屋で、優雅に紅茶を注いでもらい、まるで女王にでもなった気分を味わえます。
食べ物はビュッフェスタイルで自分で取りに行きます。
ケーキからサンドイッチまでありましたが、何と言ってもペストリー類がおいしかったです。
ちなみにティールームに限らず、スタッフの方々はゲストを貴賓のように扱ってくれます。
庭のプール脇にはビューティーサロンもあるので、プールサイドでゆっくりするのにも飽きたら、ペディキュアで足の手入れをしたり、アロマセラピーなどを楽しめます。
ここでは南アフリカで開発されたスキンケア製品も購入可能です。
原料はすべて指定農場で作られたオーガニックなもので、製品も良質なので、お土産にも良いです。
そして貴賓のように扱われ贅沢な時間を過ごせるだけでなく、最大の魅力は景観!
広大なテーブルマウンテンが窓一杯に見える、最高のホテルです。
空港シャトルバスサービスも。おすすめ格安ホテルなら「ザ・バックパック」
価格重視の旅なら「ザ バックパック – ホステル(The Backpack)」がおすすめです。
6,000円台~と格安ホテルではありますが、清潔な室内とシーリングファンなど快適な設備となっていて、無料Wi-Fiも整っています。
またバックパッカー向けの簡易宿なので、世界中の旅人と交流もしやすいです。
ケープタウンの中心地にあるため、レストランやカフェも沢山あり、観光アクセスも抜群。
ケープタウン国際空港からは車で約25分のロケーションですが、シャトルバスサービス(有料)もあります。
一人R260(約2,300円/2017年3月現在)ですが、人数が増えればその分お得な割引価格が適用されます。
空港から宿までのシャトルバスサービスを利用する場合、名前・フライト番号・到着予定時刻などを書いたメールでの事前予約が必要です。
その際、返信メールに送迎価格も記載されているので、返信メールで費用は事前に確認できます。
こちらもテーブルマウンテンが眺められる「ダブルツリー バイ ヒルトン ケープタウン アッパー イーストサイド ホテル」
眺望という点なら「ダブルツリー バイ ヒルトン ケープタウン アッパー イーストサイド ホテル(DoubleTree by Hilton Cape Town Upper Eastside Hotel)」もおすすめです。
ホテルからテーブルマウンテンまで車で10分という絶好のロケーションに位置し、もちろん部屋からテーブルマウンテンを望むことができます。
またロベン島へのツアー発着ポイントであるウォーターフロントまで、無料シャトルも運行(09:00~17:00)されており、観光もしやすいです。
さらに南アフリカの郷土料理、北インド料理、アラビア料理など、現代風にアレンジされた各国の料理も楽しめます。
ケープタウンはヨーロッパのように美しい街並みと、その背景の大自然を一度に楽しめる街です。
ただ公共交通機関がまだ整っていないので、移動はタクシーになります。
メーターをきちんと使わない運転手も多いので、ホテルでタクシーを呼んでもらい、先に料金交渉をしてもらうのが、安全で確実な移動方法です。