こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
今回は「伊根の舟屋」で有名な、京都・伊根町にある温泉旅館「油屋本館」の宿泊レポをお届けします。
奥伊根温泉「油屋本館」の客室
油屋本館の客室は純和風の客室です。
今回は「海側確約」プランで予約していたので、客室からは日本海が一望できる、オーシャンビュー和室となっています。
大きな小豆がのった和菓子とピリ辛シイタケのウェルカムスイーツで、ホッと一息。
油屋本館で楽しめる奥伊根温泉で肌がツルスベに
油屋本館では奥伊根温泉を楽しめます。
宿の真下より湧出する「自家掘り」「かけ流し」の天然温泉で、驚くほどつるつる・すべすべの肌あたりを実感できます。
案内によると炭酸水素塩泉というもので、重曹効果で皮膚の軟化と乳化を促進する肌洗浄の湯だそう。
露天風呂につかったままでは日本海は見えませんでしたが、立ち上がると、湯けむりの向こうに悠大な日本海のパノラマが広がります。
15:00~翌日9:00まで、チェックイン後はいつでも温泉に入れるのも嬉しいポイント。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープは用意されていましたが、スキンケアアイテムは持参が必要です。
食べきれないほど沢山の魚料理が味わえる油屋本館の夕食
油屋本館の夕食では、伊根の漁港で水揚げされた日本海の幸を、お腹がはちきれんばかりにいただけました。
まずはカンパチやサワラ、イカなどのお造りと前菜を。
お造りは肉厚で、とろけるほど脂ものっていて美味しい。
伊根町名物のへしこ寿司(鯖の糠漬け)も、意外にクセがなくて美味しかったです。
続いて、連子鯛の煮付けは一人一匹いただけます。
お肉は島根牛(A3ランク)が用意され、自分で鉄板で焼くので、好みの焼き加減で美味しくいただけます。
もう連子鯛やお肉を食べ終えたあたりから、個人的にはお腹がふくれてきたのですが、メインディッシュはこれから。
塩水に2時間漬けて風干しされた
- 沖キス
- サワラ
- カレイ
- 糸より鯛
- 黒アワビ
が続きます。
パチパチと音を立てる炭火の上で自分で焼いていくスタイルなので、待ってる間の音や香ばしい匂いがたまりません。
ですが、連子鯛を一匹食べた後にこれだけ沢山のお魚が続くので、もう本当に満腹。
さらに長茄子の吹き寄せ揚げや、席の後ろで炊き上がったばかりの鶏ごぼうの釜飯が続いたので困っていたら、食べきれない分の釜飯は、おにぎりにしてくださり、大満腹の夕食でした。
伊根産ブランド岩牡蠣「夏珠」も味わえる
伊根産ブランド岩牡蠣「夏珠(なつみ)」をご存知ですか?
ゴールデンウィーク〜8月下旬にのみ食べられる伊根湾で育った岩牡蠣なのですが、テレビで見かけて食べてみたいと思っていたので油屋本館に伺ったところ、夕食にオプションで注文することができました(1個1,650円)。
写真では伝わりにくいと思いますが、3年〜5年かけて育てられているので、身が手のひらサイズ(約15cm)と驚く巨大さで、食べやすいように半分に切ってくださっていましたが、半分でも口の中にようやくおさまるぐらい大きい。
一口噛むと、えぐみがなく、マイルドで濃厚なミルクが口の中に広がり、とても美味でした。
油屋本館の朝食はやさしい和食
せっかくオーシャンビューの客室だったので、エネルギッシュな朝日を愛で、朝温泉を楽しんでから朝食へ。
朝食の海の幸はイカのお造りとサワラの一夜干し。
あとは湯豆腐や魚のあら入りの味噌汁など、やさしい朝食内容となっていました。
朝食を終えて客室に戻ると、日本海がキラキラ。
全室、客室露天風呂付きの油屋別館「和亭」
油屋本館と隣接する場所に、油屋別館「和亭」もあります。
本館との大きな違いは、別館「和亭」は、全室、日本海を眼下に見渡す客室露天風呂付という点です。
大人だけの癒しの隠れ宿で、和亭は厳選された高級旅館のみを扱う一休.comからも予約可能です。
油屋本館から伊根の舟屋へは行きやすいの?
高台にある油屋本館から、伊根の舟屋がある伊根湾までは、車で約15分かかります。
車があれば気軽に行きやすいですが、電車で来た場合には、翌朝の油屋本館からの送迎サービスを利用するのが便利です。
油屋本館へのアクセス
京都丹後鉄道「天橋立駅」から油屋本館までは車で約45分(無料駐車場50台分あります)。
電車で向かう場合、「天橋立駅」より無料送迎サービス(天橋立駅14時40分発・翌朝10時発 / 要事前予約)が利用できます。
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