こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
コルドバ(Cordoba)はイベリア半島南部に位置し、世界遺産にも指定されている古都になります。
スペインの世界遺産コルドバ歴史地区がおすすめな理由
コルドバ歴史地区には橋を渡っていきます。
紀元前2世紀、ローマ帝国の植民地から発展し、8世紀半ばから11世紀初めはイスラム王朝・後ウマイヤ朝時代の都として華開いた街です。
当時は地中海貿易の恩恵を受けていたこともあり、学問や芸術の中心地でもありました。
ここで外せない観光ポイントとしては、2つの世界遺産「メスキータ」と「旧ユダヤ人街」があります。
世界遺産 メスキータの魅力
メスキータとはスペイン語でイスラム教寺院のことを指します。
後ウマイヤ朝の創始者アブド・アッラフマーン1世の命を帯、785年に建てられました。
そして、メスキータの面白いところは、ここからです。
まず785年に完成後、4回増築され、数万人を収容できる巨大モスクとなります。
しかし13世紀キリスト教統治時代には、このメスキータ内部に大聖堂(カテドラル)が造られ、イスラム教とキリスト教、2つが共存する珍しい建物なんです。
モスクや教会の一部を取り壊しながら活用する形での共存はみたことがありましたが、モスク内に教会が入っているというのは初めてみました。
メッカの方向に幾何学模様やアラビア文字がびっしり装飾された、金色の綺麗な壁があると思えば、天使や聖人が施された白い綺麗な天井がある。
本当に目を見張る建物でした。
そして、何よりも、薄暗い中に浮かび上がる赤茶と白の馬蹄型のアーチがとても幻想的な雰囲気を醸し出していて、静けさと美しさの中に吸い込まれるようでした。
ぜひスペイン旅行を計画される際には訪れて欲しい場所の一つです。
世界遺産 旧ユダヤ人街の魅力
街の探索も旅行の楽しみの一つ。
メスキータのすぐ近くには、旧ユダヤ人街があります。
オレンジの木、レモンの木、中庭に噴水があるアラブ様式の建物、白い壁には綺麗な花々が映え、楽しみながら歩けます。
この地区にはメスキータの塔が見える「花の小径」という人気の写真スポットがあります。
観光客も多く訪れるスポットなので、タイミングを見計らってバッチリ撮影してみてください。
今でも城壁に囲まれて栄華を謳歌したイスラム時代の遺構を垣間見ることができて、コルドバはとても素敵な場所でした。
わたしはツアーの都合上セビージャまで移動しましたが、機会があれば次はコルドバ滞在もしてみたいです。