こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
この記事では世界遺産「銀閣寺」の見所を紹介します。
世界遺産「銀閣寺」
銀閣寺(正しくは慈照寺)は室町幕府八代将軍、足利義政によって建立されました。
金閣寺(正しくは鹿苑寺)と合わせて学校の授業で習った方も多いはず。
「わび」「さび」の美意識に代表される東山文化の発祥地です。
お土産屋さんや飲食店で賑わう参道を登りきると、銀閣寺の総門に到着します。
世界遺産の案内板も用意されています。
総門から中門までの参道で注目したいのは、両脇に設けられた大刈込の生け垣と竹垣です。
特に竹垣は組み方が特徴的で、その美しさは「銀閣寺垣」として知られています。
銀閣へ向かって素通りしがちですが、ぜひ寺へ向かう、その森厳な空間も堪能してください。
中門で拝観料(大人500円・小人300円)を払い、奥へ進むと、銀閣(観音殿/国宝)が姿を表します。
1階部分の心空殿(しんくうでん)は書院風。
2階部分の潮音閣(ちょうおんかく)は唐様仏殿の様式。
閣上には青銅の鳳凰が銀閣を守っています。
決して派手さはありませんが、その落ち着いた佇まいに心惹かれます。
銀閣の他にも、向月台
花頭窓
をはじめ、自然空間を巧みに取り入れた造形は美しいです。
銀閣寺にある「お茶の井」とは
銀閣寺には展望所があります。
緩やかな階段を登れば京都の街を一望できるのでおすすめです。
そしてその展望所へ向かう途中にあるのが「お茶の井」です。
足利義政が愛用したお茶の井の跡で、水質も豊かで、現在もお茶会等の飲料水として使用されているそうです。
銀閣寺は草案茶室の始まりの場所とされているので、茶道をされている方にとっては一見の価値があるかと思います。
泉周辺の石組みは当時の遺構そのままとのことです。
銀閣寺近くにある、カフェ併設の素敵な器屋さん「SIONE」
器に興味があるのなら、銀閣寺から徒歩8分ほどにある「SIONE(シオネ)」に足を伸ばされてみてはいかがでしょうか?
白地に金彩の絵付けが特徴の器たちで、自分用にも、プレゼント用にもおすすめです。
ただ綺麗なだけでなく、器一つ一つに物語があり、その物語を確認しながら選ぶのが楽しいです。
店内にはカフェも併設されていて、中国茶や日本茶が楽しめます。
カフェは3〜4組で満席になる規模で決して大きくはありませんが、建物は元旅館とのことで、趣を感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
銀閣寺の観光と合わせて巡りたい魅力的なスポット5選
- 大文字山:約1時間で登れます
- 哲学の道:春の桜シーズンは特におすすめ
- 法然院:秋の紅葉シーズンは特におすすめ
- 永観堂:秋の紅葉シーズンは特におすすめ
- 南禅寺:三門が圧倒的です
銀閣寺の周辺には観光スポットが多数あるので、季節や興味に合わせてプランを立ててみてください。