こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
今回は滋賀県〜京都府にまたがる世界遺産「比叡山延暦寺」のおすすめ観光ルートをご紹介します。
世界遺産「比叡山延暦寺」のおすすめ観光ルート
世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産の1つである比叡山延暦寺。
延暦寺は最澄により開かれた日本天台宗の総本山で、比叡山をまたぐように
- 東塔(とうどう)
- 西塔(さいとう)
- 横川(よかわ)
の3つのエリアがあります。
それぞれの距離間の参考に、車での所要時間は次の通りです。
- 比叡山山頂約4分
- 東塔約1分
- 延暦寺バスセンター(根本中堂)約3分
- 西塔約4分
- 峰道約6分
- 横川
それぞれ車だと数分の距離間ですが、山道なので、歩いての移動はおすすめしません。
3つのエリアの特徴は次の通りです。
- 東塔エリア:延暦寺の中心で、1200年以上続く「不滅の法灯」のある国宝「根本中堂」をはじめ、重要な堂塔が集まっている
- 西塔エリア:杉木立の間から本堂「釈迦堂」や苔の美しい「にない堂」が現れ、現在も修行僧がおられる静寂境
- 横川エリア:親鸞、日蓮、道元など、のちに名僧と言われた人たちが修行に入った地
また、昼食を食べられる場所は
- 東塔:鶴喜そば(延暦寺バスセンター、一隅を照らす会館の2ヶ所)
- 東塔:延暦寺会館(精進料理/3日前までに要予約)
- 峰道:峰道レストラン
となります。
そのため朝一から巡る場合、比叡山のおすすめ観光ルートは「東塔→西塔→(峰道で昼食)→横川」です。
これに加え、時間に余裕があるなら、比叡山山頂から京都や大阪、滋賀の街並みを眺めたり、
東塔エリアにある延暦寺会館内「喫茶れいほう」で梵字ラテをいただいたりしてはいかがでしょうか。
▼各エリアの詳細な旅レポ
世界遺産「比叡山延暦寺」の観光に便利なシャトルバス
上記の「比叡山山頂〜横川」にまたがる比叡山延暦寺内はシャトルバスが運行されているので、車でない方はシャトルバスの利用がおすすめです。
ICOCAなど全国交通系ICカードが利用できますし、比叡山内をぐるり観光されるなら、「比叡山内バス1日乗車券」(大人1,000円 / 子供500円)がお得です。
1日乗車券は
- シャトルバス車内(江若バスのみ)
- 延暦寺バスセンター売店
- ホテル「ロテルド比叡」
などで購入できます。
世界遺産「比叡山延暦寺」の参拝料
延暦寺を参拝する際には、延暦寺諸堂巡拝券(大人1,000円/中高生600円/小学生300円)が必要です。
1日券となっており、東塔・西塔・横川の3エリアを巡ることができます。
世界遺産「比叡山延暦寺」の観光にかかる所要時間はどのくらい?
延暦寺の観光にかかる時間ですが、3エリアを全て参拝するには丸一かかります。
参考までに私の場合は、主要なお堂を巡るだけで各エリアとも約2時間かかりました。
加えて、東塔の根本中堂では約60年ぶりの大改修が行われている最中で、根本中堂の屋根の高さに特別に設置された「修学ステージ」から文化財の修復現場を間近で見ることができる貴重な機会ということでじっくり見学していたので、もう少し時間がかかりました。
もしも座禅体験や写経体験をされるなら、さらに時間的余裕を見ておいた方がいいですね。
世界遺産「比叡山延暦寺」の観光に便利なホテル
世界遺産「延暦寺」がある比叡山で泊まれる宿泊施設は
の2施設のみになります。
私はロテルド比叡に宿泊したのですが、まるで美術館のように美しいホテルでした。
ロテルド比叡から世界遺産「比叡山延暦寺」までは車で約7分。
ロテルド比叡を経由するシャトルバスも運行されていますし、宿泊客向けのサービスとして、チェックアウト日には、ロテルド比叡から延暦寺までの無料シャトルバスも用意されていますので、延暦寺の観光もしやすいです。
▼詳細な宿泊レポはこちら