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年2回のみ拝観可能!瑠璃光院で青もみじと紅葉の異次元の美しさを堪能しよう!

Mami
Mami

こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。

 

この記事では青もみじや紅葉で有名な名刹、京都・瑠璃光院の観光について紹介します。

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瑠璃光院の拝観は青もみじと紅葉の季節のみ

瑠璃光院は京都・八瀬(大原の近く)にひっそりと佇む院です。

隠れた名刹でしたが、近年、季節限定で一般公開したところ、写経机に映り込む青もみじや紅葉の美しさが人気となり、多くの参詣者を集めています。

2018年6月現在、拝観可能なのは「青もみじの季節」と「紅葉の季節」の年2回なので、訪れる際は公式サイトで確認をしてください。

瑠璃光院の青もみじの美しさ

紅葉のハイシーズンなどは整理券が配られるほどですが、平日に訪れたこともあってか、予想していたほどは混み合っていませんでした。

入口で拝観料2,000円を支払うと、パンフレットと写経用紙、写経用のボールペンがセットされた袋がもらえます。

 

階段を登り、

 

苔むした山路地の庭を抜けると書院があります。

書院2階

順路に従い、まずは2階へ。

 

写経机に映り込む青もみじが目に飛び込んできます!

 

互いに譲り合いながら、みな思い思いに写真を撮っています。

 

2階には写経スペースも用意されています。

 

気持ちのいい外の景色を眺めながら、

 

入口で受け取った写経用紙とボールペンを使って写経を行います。

上級者用と題された長文の写経用紙も用意されていますので、取り組まれたい方は是非。

書院1階

書院1階へ移動すると、日本式蒸し風呂の原型「八瀬のかま風呂」が見学できます。

八瀬は平安時代の昔から貴族や武士に愛された保養地で、現存する希少な遺構とのことです。

 

建物を先に進むと「臥竜の庭」が目の前に広がります。

係の方が解説してくださったのですが、臥龍の庭は、その名の通り、今にも天に駆け昇ろうとする龍を水の流れと石組みで表現しているそうです。

また庭は石灯篭以外はすべて昔のままの状態を保っているそうです。

 

廊下に映り込む緑も美しいのですが、廊下は漆塗りしているので、掃除はしやすいとのことでした。

 

温かいお茶も用意されているので、ゆっくりお庭を眺めながら休憩を。

 

障子にも青もみじの緑が反映しています。

 

最後は写経した用紙を本堂で奉納しながら、お参りをします。

自分で拝観した日付を筆でいれるお札も用意されていました。

ルイ・イカール美術館にも立ち寄ろう

瑠璃光院のすぐ近くにフランスの画家ルイ・イカールの作品だけを展示している美術館があります。

 

瑠璃光院の特別拝観期間に合わせて開館しており、入場は無料です。

決して大きな美術館ではありませんが、1作品1作品をゆっくりと鑑賞できるようになっています。

アール・デコの雰囲気がお好きな方におすすめです。

瑠璃光院までの行き方

瑠璃光院までの行き方ですが、

  • 【叡山電鉄】「八瀬比叡山口駅」下車 徒歩5分
  • 【比叡山ケーブル】「八瀬駅」下車 徒歩5分
  • 【京都バス】「八瀬駅前」下車 徒歩7分

と色々あります。

京都バス「八瀬駅前」で下車した場合、バス停の目の前に瑠璃光院までの道があります。

比叡山ケーブルの乗り場の前を通過し、下り坂を道なりに進んで行けば到着します。

途中ルイ・イカール美術館も通ります。

 

また2018年の3月21日にデビューした叡山電車の新しい観光用車両「ひえい」も快適です。

乗車した時は人で溢れていたので撮影は遠慮しましたが、楕円形の車窓や、ちょっと上質なシートが観光気分を盛り上げてくれます。

瑠璃光院周辺のランチスポット

八瀬は風光明媚な山に囲まれた場所で、残念ながらランチできるような場所は周辺にありません。

 

「ひえい」に乗って、一気に京都の中心地まで出るのがおすすめです。

 

あるいは八瀬の近くには、大原や修学院など別の美しい観光地もあるので、周辺観光地でランチできる店を探すのも効率的です。

ぜひ素敵な旅をしてください。

番外編:瑠璃光院などを作庭した庭師さんが手がけるカフェ

京都・嵐山の清凉寺境内にて、瑠璃光院などを作庭した庭師さんが手がけるカフェ、庭茶室「Bhagavan(ヴァガバァーン)」がオープンしました。

詳細は執筆した「喫茶できる瑠璃光院のようなカフェが清凉寺境内にオープン」および下記Instagramをご参考ください。