こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
この記事では、紅茶の国スリランカある茶畑を走り抜ける高原鉄道、別名「紅茶鉄道」をご紹介します。
スリランカの鉄道
スリランカの鉄道は、紅茶を運ぶために、植民地時代のイギリスによってつくられました。
広大な茶畑が続く中を走り抜けるので、実は世界有数の絶景鉄道としても有名です。
車やバスと違い、移動には時間がかかりますが、のんびり、ゆっくり、風景を楽しむレトロ鉄道の旅は情緒たっぷりです。
鉄道は各主要都市を結んでおり、海岸線(コロンボ~ゴール)も綺麗だと聞いていますが、紅茶好きということもあり、今回は高原を走る鉄道を選択しました。
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鉄道の時刻表とチケットの購入方法
今回はヌワラエリアにある「ナヌオヤ駅(Nanu Oya)」からキャンディ方面に向かい、
ネゴンボに向かうためキャンディまでは乗らず、
途中の「ハットン駅(Hatton)」で下車しました。
私はヌワラエリアではヘリタンスティーファクトリーに、ネゴンボではマンゴーハウスに滞在しました。
列車の時刻表
この時刻表
シンハラ語と英語とタミル語っぽいけど…
どうやって読み解くの?
あ、分かりやすい時刻表を発見!
12:02発の列車に乗ります。
客車のクラスとチケット購入について
スリランカの鉄道は
- 1等車 Rs1,250(約900円)
- 2等車 Rs600(約430円)
- 3等車 Rs400(約290円)
とクラス分けされています。
また観光客用に全面ガラス張りで景色が堪能できる展望列車(Observatory Train)もあります。
ちなみに展望列車を含む1等車は駅窓口での事前予約が必須となっています。
ただ政府高官が使うこともあるらしく、日程によっては売り切れになっている場合もあります。
それ以外は当日、駅窓口でチケット購入できます。
今回は当日のチケット購入だったので、2等車にしました。
ちなみに料金表が1種類しかなかったので聞いてみたところ、日本のように細かな区間料金ではなく、ハットンで下車しても、キャンディで下車しても、料金は同じとのことでした。
スリランカの紅茶鉄道にヌワラエリア→キャンディで乗ってみた
駅に入って、ホームを確認。
コロンボ方面なので1番線です。
手動で針を動かすレトロ時計が12:02を(なんとなく)指しています。
小雨が降り続いていたこともあり、霧が濃く出ています。
なんだか雰囲気があります。
ちなみにナヌオヤ駅のトイレは1つしかなく汚かったので、事前に済ませておくのを強くおすすめします。
いよいよ列車が到着!
2等車はこんな感じ。
古いけれど、個人テーブルがついています。
荷棚もあるので、大きな荷物も上げられます。
ソフトシートで座り心地は良いです。
なお2等車でも指定席となっていました。
知らずに適当に座っていたら、その席の方と鉢合わせ(?)になり、指定席であることを教えてもらいました。
確かにSeat Numberが書いてありました…。
鉄道がナヌオヤ駅を出発すると、すぐに絶景が広がり始めます。
『世界の車窓から』のテーマ曲が頭に流れてきた。
あ、茶摘みしている!
途中の停車駅では、売り子のおじさんたちがドリンクや軽食を販売。
現地っ子もワデー(スリランカの揚げ物)をお父さんに買ってもらいながら、車窓を楽しんでいた☆
親切なスリランカ人のお父さんが到着を教えてくれ
無事にハットン駅に到着!
ナヌオヤ駅から約1時間の鉄道旅でした。
紅茶の名産地ヌワラエリアでは、紅茶工場を改装したホテル「ヘリタンスティーファクトリー」に滞在しました。
茶摘み体験やティーテイスティングなど、紅茶好きの方におすすめのアクティビティも用意されています。