こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
トレド(Toledo)はマドリッドから車で約1時間の場所にある古都です。
「トレドを見ずしてスペインを語るなかれ」という言葉があるぐらい素敵な街だと聞いていましたし、世界遺産でもあるので楽しみにしていた場所の一つです。
世界遺産 古都トレド とは
トレドは16世紀のマドリッド遷都まで都として栄えた場所で、日本でいうところの京都や奈良にあたる場所です。
紀元前2世紀にローマに征服されて以降、様々な民族が支配してきたこともあり、キリスト教・ユダヤ教・イスラム教が混在する独自の文化が育まれてきました。
トレドの街を見下ろせる高台へいくと、テンションはアップ!
高台からトレドの街を眺めると、テージョ川に囲まれた街なので、自然の要塞が外敵からの侵入を防ぐ役目を果たし、長い間都として使われてきたんだな~と一人納得。
中世の偉大な宗教画家エル・グレコが半生を過ごした場所でもあります。
トレドの大聖堂(カテドラル)
大聖堂のことをスペイン語でカテドラルと言い、大聖堂は各都市に1つあるので、各地で見ることができます。
そして、約300年をかけて完成されたトレドの大聖堂。
その内部は圧倒される迫力があり、開いた口が塞がらなかったです。
細かな彫刻、美しいステンドグラス、重厚なパイプオルガン、天上絵画。
この土地で生きてきた人々の信仰心の強さが伝わってくるようでした。
ぜひトレドに来たら、訪れてみて欲しい場所の一つです。
トレドは象眼細工が有名
中世の石造りの建物が並ぶトレドは小道散策も楽しいです。
※ただし現地ガイドさんでも一瞬迷ったぐらい道は入り組んでいるので、迷子にならないよう注意が必要です。
街を歩いているとよく見かけるのが、象眼細工のお店です。
キラキラ輝いていて美しい。
今回わたしはマドリッドに戻り滞在したのですが、トレドでの宿泊も大人気だそうです。
ホテルの予約は埋まりやすいようですが、古都が好きな場合はトレド滞在も良いのではないでしょうか。