こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
今回はSORESEKA仲間のShokoさんから届いた、世界遺産「ヴィクトリアの滝(ビクトリアフォールズ)」観光レポをお届けします。
Shokoさん、ありがとうございます。
世界遺産「ヴィクトリアの滝」とは
現地語でモシ・オ・トゥニャ(Mosi-Oa-Tunya)と言う、ヴィクトリアの滝(Victoria Falls)は、ザンビアとジンバブエの国境にある滝です。
- ザンビアでは「モシ・オ・トゥニャ」(雷鳴のする水煙という意味)
- ジンバブエでは「ビクトリアフォールズ 」
が公式名称となっているため、世界遺産登録名はこの2つが併記されています。
落差と幅の両面から見た滝の規模としては、「イグアスの滝」と並んで世界最大です。
有名な「ナイアガラの滝」も、「イグアスの滝」や「ヴィクトリアの滝」と比べるとかなり小さい滝になります。
ちなみに滝の幅は1708m、落差は最も高い中央付近で108m、最も低い端付近でも80mあります。
また増水期の水量も「イグアスの滝」と並んで世界最大級です。
アフリカ南部の国々を観光巡りできる「KAZA ビザ」
今回はザンビアのリビングストンから、ジンバブエのビクトリアフォールズへ向かいました。
- ザンビアのビザ代は80USD
- ジンバブエのビザ代は45USD
かかると聞いてUSDを多めに用意していたのですが、
実際はリビングストンの空港で「KAZAビザ」が発行されたので、50USDで済みました。
KAZAビザとは?
KAZAビザはアフリカ南部の国々に点在する観光地を巡ることができるビザで、各国でビザを取得するよりも安く済みますし、ビザ取得の手間も省けます。
KAZAビザは訪問国数によって4つのステージが設定されています。
今回の50USDのビザは、ザンビアとジンバブエの観光が30日間までできるステージ1のものです。
ちなみにステージ1でも、ボツワナの日帰り旅行は認められているので、ヴィクトリアの滝だけでなく、ザンビアやチョベ国立公園(ボツワナ)も観光されるならKAZAビザの取得はおすすめです。
ただシール状のビザなので、シールの在庫が切れると取得できないとか、クレジットカード払いは機械の調子次第など、まだまだ安定発行はされていないようなので、やはりUSDは多めに用意しておいた方が安心です。
*KAZAビザの最新情報(英語)
圧倒的な水量と虹!ビクトリアフォールズ
今回はジンバブエ側からヴィクトリアの滝を見に行きます。
入場料は30USDでした。
さすが世界最大瀑布のヴィクトリアの滝。
まだ1km以上離れているのに、水しぶきがかかってきます。
雨季の時期だと、台風並みの水しぶきがかかるそうです。
そして水煙に太陽光線が当たって、あちこちに虹が現れています。
なんて綺麗!
滝に近くにつれ、水しぶきも轟音も凄まじくなります。
滝にはそれぞれ
- デビルズ・カタラクト(ジンバブエ側)
- メイン・フォールズ(ジンバブエ側)
- アームチェア・フォールズ(ザンビア側)
- ホースシュー・フォールズ(ザンビア側)
- レインボー・フォールズ(ザンビア側)
- イースタン・カタラクト(ザンビア側)
と名前がついています。
道中ではイボイヌシシやサルにも出会いました。
圧倒的な水量は迫力満点!
乾季でこの水量なら、雨季はどうなることやら。
ちなみに乾季だからこそ見れる光景としては滝壺があります。
雨季になると「山火事でも起きているのでは?」と見まごうような水煙が垂直に1000mほど立ち上がるそうで、滝壺は決して見れません。
ビクトリア・フォールズ大橋まできたら折り返し。
ちなみにビクトリア・フォールズ大橋ではバンジージャンプができます。
とても広いので、2時間ぐらいかけて各ビューポイントに立ち寄りつつ見て周りました。
バオバブのビックツリー
ヴィクトリアの滝の近くには「ビックツリー」と呼ばれるバオバブの木があります。
バオバブは年輪がないため樹齢は分からないとのことでしたが、夕焼けを背景にアフリカの生命力を感じました。
以上、「KAZAビザ」と世界遺産「ヴィクトリアの滝」のレポでした。
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