こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
今回、ホイアン・ダナン・フエなど、ベトナム中部を1週間ひとり旅してきました。
コロナ明け、3年ぶりの海外世界遺産巡りということで、持ち物の見直しを含め、モデルコースや費用などをまとめてみたので、これからベトナム旅される方の参考になれば幸いです。
パスポートの有効期限を確認
今回、3度目のベトナムだったのですが、ハノイやホーチミンを旅したのは数年前なので、まずはベトナム入国の条件を再確認。
- ベトナム入国時に、旅券残存期間が6ヶ月以上あること
- 日本人の入国については、入国日から15日間の滞在については査証(ビザ)免除
パスポートを確認したらギリギリ残6ヶ月でしたが(汗)、無事にベトナム旅を楽しめました。
海外旅行保険への加入
次に、コロナに関連し、ワクチン接種証明書や海外旅行保険などの要件を確認(最新情報は、在ベトナム日本国大使館などの情報を確認してください)。
- 有効なワクチン接種証明書または出国前検査証明書の提示は不要
- 観光目的での入国に際し、新型コロナウイルス感染症の治療費をカバーするため、最低10,000USドル以上の保険に加入
証明書が不要になり、以前と同様に旅行できるようになりました。
海外旅行保険については、手持ちのクレジットカードの規定を確認し、コロナが疾病治療費用の対象であること、また保険金額が十分要件を満たしていることを確認しました。
SIMカード or ポケットWiFi
旅先でもインターネットを快適に使いたいですよね。
ベトナムを旅する際、この後ご紹介する配車アプリ「Grab」も使えると移動が便利になるので、やはりインターネットは欠かせません。
SIMフリーの携帯をお持ちなら、ベトナムで使えるSIMカードのご準備を。
もちろん現地空港でも購入できますが、日本にいる間にAmazonで購入しておく方がスムーズです。
私はVietnammobileのSIMカードを購入しておいたので、ターンテーブル前でスーツケースを待っている間に差し替え、すぐに現地インターネットが使えるようになりました。
最新のスマートフォンをお持ちなら、eSIM対応の端末が多いかと思いますので、物理的なカードの差し替えが不要なeSIMの方がよりスムーズです。
SIMフリー携帯をお持ちでなければ、ポケットWiFiをどうぞ。
配車アプリ「Grab」
ベトナムをはじめ、東南アジア諸国を旅するときに便利なのが、配車アプリ「Grab」です。
日本でタクシーアプリ「Go」などを使ったことがある方なら、イメージしやすいかと思います。
- 行き先と現在地を入力するだけ(住所のやりとり不要)
- 事前に料金がわかる(価格交渉も不要、ぼったくられる心配もない)
- 登録してあるクレジットカードで決済(現地の通貨も不要)
リーズナブルですし、観光地ということで手配も秒で完了するので、滞在中、何度も利用しました。
短距離で、大きな荷物がないなら、タクシーでなく、バイクの手配でもいいかもしれません。
日本にいる間にダウンロードして、アカウント設定をしておくのがおすすめです。
現地ツアーの予約は「Klook」
ベトナムはじめ、世界中の現地ツアーを予約するなら、旅行・レジャー予約「Klook」がおすすめ。
今回のベトナム旅では、世界遺産「ミーソン聖域」と世界遺産「フエの歴史的建造物群」を訪れるために利用しました。
私は両方ともホイアン発で利用しましたが、複数の都市から類似ツアーが催行されています。
ミーソン遺跡へ行くにあたっては、Klookで往復シャトルバスだけを手配することもできますが、私は遺跡の解説を聞きたかったのでガイド付きツアーにし、結果、大満足でした。
実際のツアーの様子は下記記事にて
英語のツアーにはなりますが、分かりやすい解説で理解が深まりますし、大切なところは表現を変えて説明してくれます(例 “This is wrong. This is not correct.”と表現を変更)。
なお、ミーソンはヒンドゥー教、フエは仏教や王朝文化が深く根付いているので、関連用語を少しでも知っていると、より聞き取りやすいかと思います。
また、ひとり旅の身としては、他の旅人たちと会話できるのも楽しく、フエツアーのときは半分以上が多国籍のひとり旅を楽しむ女性たちでした。
滞在先のホテルまで送迎してもらえてラクですし、(プロモーション時期にもよりますが)VISAカードで決済すると10%割引が適用されました。
日本語でないと不安という方は、値段は高くなりますが、「kkday」なら類似ツアーを日本語ガイド付きで催行しています。
成田発はダナン直行便が再開!ホーチミンで乗り継ぐ場合の注意事項
ベトナム航空の場合、成田発ならダナンまでの直行便が再開しています(2023年6月現在)。
しかし、関空など他都市から出発する場合、まだ直行便が復活していないので、ハノイもしくはホーチミンでの乗り換えが必要となります。
今回、ホーチミン経由でダナンへ向かったのですが、国際線から国内線へのターミナル移動に伴い、タンソンニャット国際空港(ホーチミンの空港)で入国審査と預け荷物のピックアップが必要でした。
- ホーチミンに到着し飛行機を降りるとすぐに、「Transit!」と乗り継ぎ客を呼ぶベトナム航空のスタッフさんがいたので声をかけると、名前確認の上、写真のようにTransitシールが貼られる
- 国際線ターミナルから国内線ターミナルへ移動するにあたり、建物の外に出る必要があるため、ここで入国審査を済ませる
- 日本の空港でスーツケースを預けた際、ホーチミンで荷物をピックアップするよう言われていたのでターンテーブルへ向かうと、このTransitシールのおかげで再びベトナム航空のスタッフさんが声をかけてくれる
- ピックアップした荷物とともに誘導されながら国際線ターミナルを出ると、小さなベトナム航空専用カウンターがあり、名前確認の上、ダナンまでの預け荷物をここで集荷してもらえる
あとは、国際線(ターミナル2)の右手方向へ5分ほど歩くと、国内線(ターミナル1)に到着。
日本でチェクインは済んでいますし、スーツケースもすでに集荷してもらっているので、カウンターには寄らず、保安検査場へと進むだけです。
ベトナム航空の場合、案内サービスが充実していたので迷われることは少ないかと思いますが、ご参考までに。
ベトナムドンの両替
ダナン国際空港に到着した際、「Grabでホテルまで移動するから、ベトナムドン(現金)を持っていなくても大丈夫だけれど、万が一のために」と、レートが悪いのを承知で両替しました。
1万円札のみ両替可能で、レートは144.35、端数は切り捨てられた結果、1.443.000VNDとなりました。
そして、Klookのツアー代やGrabのタクシー代はクレジットカード決済だったこともあり、私の場合はこの1万円分で食事やお土産がまかなえました。
ちなみに、ホイアンの町中のレートは160.00VNDでした。
やっぱり手持ちのクレジットカードを使って、現地ATMから現地通貨を引き出した方が良かったかな(海外キャッシング)。
Ovaerのプレミアムネックピロー
3年ぶりのロングフライトになるので、快適に寝るためのネックピローは欠かせません。
愛用しているのは、スウェーデン生まれの高品質なネックピロー「Ovaer (オーバー)」です。
- 人間工学に基づく360度サポートで快適な寝心地
- ひと息で枕が膨らみ、ひと押しで空気が抜ける
- 寝顔を隠せるフード付き
- スカーフのようにも変形する北欧デザイン
- ポリジン抗菌防臭加工(洗濯も可)
他にはない「機能性」と「デザイン性」を兼ね備えており、寝心地はもちろん、ひと息で簡単に枕が膨らむのも、初めて使った時は感動しました!
カラーは5色から選べます。
プライオリティパス
プライオリティパスとは、全世界900以上の空港「VIPラウンジ」を無料で利用できるものです。
本来なら約63,000円の年会費がかかるところ、楽天プレミアムカードを所有していると、特典として「無料」でプライオリティパスを手に入れることができます。
今回も乗り継ぎのホーチミンにて、オーキッドラウンジを利用しました(詳細は以前の記事をご覧ください)。
飲む日焼け止め
ベトナム中部の旅は、年間を通してとにかく暑いので、日焼け止め対策が欠かせません。
日傘、帽子、サングラス、塗る日焼け止め、水に加え、飲む日焼け止めもお忘れなく!
詳細は、以前まとめた下記記事をご参照ください。
ベトナム中部(ホイアン・ダナン・フエ)1週間ひとり女子旅のモデルコース
ベトナム中部(ホイアン・ダナン・フエ)1週間ひとり女子旅のモデルコース
観光情報まとめ
ベトナム中部(ホイアン・ダナン・フエ)1週間ひとり女子旅の費用
ベトナム中部(ホイアン・ダナン・フエ)1週間ひとり女子旅の費用
- 航空券:ベトナム航空 約8万円
- ホテル代:約3万円(3軒のブティックホテル、合計5泊)
- ツアー代:約9,000円(ミーソン聖域 約2,000円、フエ 約7,000円)
- SIMカード代:約600円
- タクシー代:約6,500円(合計8回利用)
- 食事代・お土産代:約1万円
合計 約136,100円
ホテル情報
今回は世界遺産巡りがメインだったので、観光に便利な立地にある、リーズナブルで可愛いブティックホテルに泊まりました。
ダナンはリゾート地としても知られているので、ホテルステイをメインにするなら、ビーチ沿いのリゾートホテルもおすすめです。