
こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
この記事では、台北から高雄までの行き方と、高雄のおすすめ観光スポットを6つご紹介します。
台北から高雄への行き方

台北から高雄へは台湾高速鉄道(台湾新幹線)が走るようになったので、2時間弱で行けるようになりました。
台北駅には切符売り場が4ケ所あるので、台湾高速鉄道の略である「高鐵」や「HSR」という看板を頼りに切符売り場へ行きます。
発券機では、現金だけでなく、クレジットカードも利用できました。
高雄へは「左營駅」まで購入します(台北〜左營 片道1,445NT$)。

日本の新幹線の車両技術が初めて海外に輸出されたものですが、本当に日本の新幹線そのまま!

荷物置き場も、電光掲示板も、

座席も見慣れた日本の新幹線です。
車内販売もありました。

日本と違いを感じたのは、自由席に優先席があったことと、飛行機のようにスタッフがゴミ回収に来てくれたことくらいです。

iTaiwan(事前登録制の無料wifi)も完備されていて快適な移動でした。


ちなみに台湾の駅弁には、高菜・豚肉・湯葉が入っていました。


到着した高雄(左營駅)は空港のような雰囲気のつくりで、たくさんの観光客で溢れていました。
高雄のおすすめ観光地1:龍虎塔

龍虎塔は左營駅から車で10分ほどと行きやすい場所にあります。

龍の口から入り、虎の口から出てくることで、厄払いができる場所。
眺めの良い景色も見られるとあって、高雄の人気観光地です。

中の通路は親孝行を表す絵(焼き物)で覆われています。

途中(ほぼ強制の)寄付をすることで、龍虎塔の絵ハガキをもらいつつ先に進むことができます。

ぐるぐる階段を登っていくと、



なんとも気持ちの良い景色が広がっていました!

入口と出口の様子もよく分かります。
こんなジグザク橋を渡ってきたとは気づきませんでした。

龍の塔から虎の塔へ移って、

無事に虎の口から出てこれました。
高雄のおすすめ観光地2:台湾糖業博物館

台湾糖業博物館は左營駅から車で20分ほどで到着します。
台湾人の友達曰く、博物館とは言っても実際は地域のアミューズメント施設のようなもので、小さな子供がいる家族連れに人気だそうです。

この糖業博物館でのみんなの目当てはアイスです。
爆買いする大人もいて、その場にいた小さな子も驚き気味(笑)

日本で同じみの小豆アイスバーだけでなく、台湾ならではの龍眼アイスバーやピーナッスアイスバーも。
どれも美味しく、15元ほどで食べられます。
物好きなら、酵母アイス(写真右側/35元)にトライしてみてはいかがでしょうか?
全くもって美味しくはありません。
ただ台湾糖業博物館でしか食べられないのと、整腸作用があるそうです。
私は一口でギブアップしましたが、お土産話のネタにはなりました。
高雄のおすすめ観光地3:渡船頭海之氷

渡船頭海之氷は西子湾エリアにある大人気かき氷店です。

近くには中山大学があるので、学生と観光客で溢れていました。

メニューはたくさんあり、紙に書いて注文します。

メニューと注文票の隣に取り分け用の器やレンゲがあるので、必要な場合は自分たちでもらっていきます。

席に運ばれてきたものは、フルーツたっぷりの特大かき氷(2人前)!

たくさんフルーツが食べられて嬉しい。
氷部分はシロップがたっぷりなので、かなり甘いです。
友達4人と分けてちょうど良かったです。
台湾かき氷というと「ふわふわ」雪花氷のイメージが強かったのですが、このお店は食感ではなくボリューム満点度が売りでした。
高雄のおすすめ観光地4:西子湾の夕陽
西子湾は美しい夕陽を眺められる場所として有名です。
今回は高雄の隣にある小島「旗津」へ向かうフェリーからの西子湾の眺めをご紹介します。

鼓山フェリーポートで運行している船は、クルージング船でも遊覧船でもありません。
あくまでも移動手段としての船なので、豪華さは皆無です。

夕方は仕事を終えて帰宅する島民も多数います。
バイクは観光客と島民で分けて並び、もちろん島民が優先です。

乗船料は40元ですが、Easy Cardがあれば半額の20元で乗れます。

旗津は漁港街としても人気なので、本数はそれなりにあります。
夜中まで運行しているので、旗津で夜市も楽しめます。

いよいよ出発。
日没時刻を調べた上で乗船してみましたが、果たして上手く夕陽を眺められるかドキドキ。

出発してすぐに美しい夕陽が見えました!
オレンジ色が空と海を染めて綺麗!

街の方に振り返れば、高雄の高層ビル群が夕陽に照らされて輝いていました。
約10分ほどの船旅で、対岸の旗津に到着です。
高雄のおすすめ観光地5:旗津老街

フェリーを降りたら、すぐに旗津老街(メインストリート)があります。
夕陽が落ちきる前だったので、ひとまずメインストリートを走り抜け、旗津海水浴場へ。

最後の夕陽の輝きには間に合わなかったけれど、海にはたくさんの人々が遊びにきていました。

あっという間に暗くなり、空には月が。

旗津は漁港街なので、屋台だけでなくシーフード店も所狭しと並んでいます。


ぶらぶら街歩きをしながら、活気溢れる夜市を楽しめます。

ちなみに私たちメインストリートにあった「鴨角活海産」で夕食を食べました。

店先には新鮮な魚介類が置いてあります。

店内も繁盛していました。
イカと巻貝が特に美味しかったです。

夜市を堪能したら、帰りも10分ほどの船旅で、

あっという間に鼓山フェリーポートに戻って来れます。
高雄のおすすめ観光地6:夜景
高雄でキレイな夜景をお探しなら、高雄市忠烈堂がおすすめです。
忠烈堂は台湾の靖国神社のような場所です。
鎮魂の場であると共に、山の中腹にあるので眺めの良い場所としても知られています。

実際に行ってみると、写真では分かりにくと思いますが、階段の上にはたくさんの人々で溢れていました。

街を見下ろしてみると、綺麗な夜景が広がっています。

休憩スポットもライトアップされ、

写真撮影スポットとしてLOVEも用意されていました。
以上「台北から高雄までの行き方」と「高雄の観光スポット6選」をお届けしました。
高雄市内から高雄空港までは車で15分ほどと近いので、空港〜市内の移動アクセスも便利な街です。


