こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
今回は日本遺産にも認定された国生みの島・淡路島にある、リゾートホテル「グランドニッコー淡路(旧ウェスティンホテル淡路)」の宿泊レポをお送りします。
*私が滞在したウェスティンホテル淡路は、2020年10月にグランドニッコー淡路にリブランドしました。
グランドニッコー淡路はどこにあるの?
グランドニッコー淡路(旧ウェスティンホテル淡路)は淡路島の北部にあるため、車なら神戸市内からは約30分、大阪市内からは約60分で辿り着けます。
しかし今回は世界一の吊り橋である明石海峡大橋を堪能したかったので、明石港から船を利用して淡路島へ行きました。
JR明石駅から徒歩約7分で明石港に到着。
「淡路ジェノバライン」という船に乗り(乗船料片道500円)、約13分で淡路島北部にある岩屋港に到着します。
出航するとすぐに明石海峡大橋が見え、眼前に迫ってきます。
うはー!圧倒的なスケール!
いよいよ…
世界一の吊り橋の真下を通過!
船なら明石海峡大橋の真下を通過するので、大迫力を楽しむことができました。
岩屋港からは、港にあるバス停「岩屋ポート」からバスで約10分。
「淡路夢舞台前」で下車すると、目の前がグランドニッコー淡路です。
なおバス代ですが、路線バスだと片道500円、(本数はかなり限られますが)高速バスだと260円で行けます。
淡路島の観光地「絵島」
岩屋港の改札を抜けた目の前には、国生み神話の舞台「おのころ島」伝承地の1つである「絵島」があります。
太古、最初に生まれた国が「おのころ島」で、その島は淡路島とも絵島とも言われています。
絵島はちょっとした橋を渡って辿り着ける小さな島です。
この大地が隆起している様は凄いですが、海をぼ〜と眺めでもしない限り、5分ぐらいで観光は終わります。
バスの本数は少ないので、絵島の観光は計画的に(笑)
グランドニッコー淡路の客室の様子
バスを降りるとポーターさんが素敵な笑顔で迎えてくれました。
グランドニッコー淡路に一歩足を踏み入れると、光が溢れる巨大空間にテンションが上がります!
ちなみにウェスティンは、シェラトンも運営するマリオット傘下のブランドです。
そしてリブランドしたグランドニッコーは、ホテルオークラやホテル日航も運営するオークラのブランドで、ニッコー・ホテルズ・インターナショナルの最上位ブランドです。
お花がモチーフのユニークな休憩スペースも可愛らしい。
チェックインをしていると、
「今回は無料で広いお部屋をご用意させて頂きました。」
と嬉しいサービスが。
ホテル内は白を基調としながら、ロビー階はレッド、客室階はブルー、ウエディング階はゴールドと、各階とも華やかでした。
客室に一歩踏み入れると、室内にも光が溢れ、目の前は輝く海。
広々とリゾートらしい開放的な室内で嬉しくなります。
ベッドを3台入れてもらっていますが、室内はそれでも広々としていて、スーツケースも余裕で広げられます。
なおグランドニッコー淡路は全室オーシャンビューなので、どの部屋を予約しても海の景色を堪能できます。
青い椅子や淡いブルーのカーテンが、オーシャンビューのホテルにマッチしていて素敵。
シモンズ社と共同開発したという「ヘブンリーベッド」はウェスティンホテルのサービスとしても有名。
横になった時に沈み込み過ぎず、雲の上の寝心地を味わえます。
洗面所に行ってみると、こちらも踊れるくらい広い。
化粧水などのスキンケア系はありませんが、
- シャンプー
- コンディショナー
- ボディーソープ
- ボディーローション
といったアメニティは一通り揃っています。
別ケースにはヘアバンドや洗顔料が。
体重計や洗濯物入れも完備。
トイレはもちろん清潔。
シャワールームも清潔ですし、何よりも洗い場が広いです。
シャワーは固定式と可動式なので、使い勝手の良い方を選べますし、
座椅子や風呂桶までついています。
一番驚いたのは、このスイッチ。
換気扇かなと思って回してみたら、部屋でつけていたTVの音声がシャワールームに響いてきた!
ハイテクホテルだ〜。
室内の設備はというと、パジャマやふかふかスリッパ、
ドリンク(ペットボトルの水、緑茶、紅茶、コーヒー)、
大きなTVに、
PC仕事もしやすいLANケーブルにコンセント。
もちろん無料Wi-Fiも完備されていました。
隣接する観光地「淡路夢舞台」
グランドニッコー淡路は、広大な土地に造られた「淡路夢舞台」という施設の一つを担っています。
淡路夢舞台とは、関西国際空港など大阪湾の人工島を築くために土砂を採取した跡地を利用した、壮大な景観を取り入れた施設です。
- 奇跡の星の植物館
- 国営明石海峡公園
- 日本初のリゾート&カンファレンスセンターである国際会議場
などがあります。
これら夢舞台の施設は、世界的建築家の安藤忠雄氏の設計によるものです。
中でも、国営明石海峡公園はかな〜り広大な敷地面積を誇っています。
季節の植物を愛でながら、ゆっくりと散策してください。
そして夢舞台としてよく知られているのは、この百段苑ではないでしょうか?
今回は2月末の滞在だったので、咲き誇っている花は少なく、写真では寂しい感じになってしまっていますが、暖かい季節になれば花と緑が美しく咲き誇ります。
百段苑からは瀬戸内海を眺め遣ることもできます。
スパ&フィットネス「リストーロ」
客室の浴室は広くて快適ですが、グランドニッコー淡路にはスパもあります。
スパ&フィットネス「リストーロ」では
- ジャクジーバス
- サウナ
- 浴室
- エクササイズジム
- スタジオ
- テニスコート
- 屋内プール
- 屋外プール(夏期限定)
という設備が整っています。
宿泊客は1人1,500円、連泊する場合、2日目は別途1,000円で利用できます。
リゾート気分を満喫したいならおすすめです。
グランドニッコー淡路の夕食
夕食は2階にあるレストラン「コッコラーレ」にて、ビュッフェ形式でいただきます。
赤を基調とした内装で、明るく開放的。
淡路島の新鮮な野菜たちを中心に、神戸牛のローストビーフや、甘エビ・タコ・フグなどの海産物も。
ローストビーフ、ものすごく柔らかくて美味しかった。
どの料理も美味しく、ライブキッチンでは焼き鯛と雲丹ソースが振る舞われました。
グランドニッコー淡路の朝食
朝、目覚めると瀬戸内海に太陽が登りはじめ、その淡い光のコントラストが綺麗でした。
朝食も夕食と同じレストランにて、ビュッフェ形式でいただきます。
朝食は和と洋のメニューの数々。
朝食も夕食同様に、とても美味しかったです。
個人的には特に有機豆腐とオリジナルスムージー、プチトマトがお気に入り。
あとライブキッチンではオムレツを作ってもらえるのですが、淡路のしらす入りなのが珍しかったです。
しらすの程よい塩気で、美味しいオムレツでした。
冬、寒さから逃げたい時は沖縄や東南アジアに行ってましたが、初めての淡路島は驚くほど温暖で快適。
あれ?手袋いらないかも。
あれ?マフラーいらないかも。
あれ?コートも脱いで平気かも。
しかも秋〜冬の淡路島は観光オフシーズンということもあり、ウェスティンなのにリーズナブルな価格で泊まることができました。
淡路島は「国生みの島」ということで意外と遺跡が点在しており、世界自然遺産登録も目指している「鳴門の渦潮」もあるので、今度は計画的に、またグランドニッコー淡路を起点にして旅したいと思います。