こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
この記事では、台北で好みにあった台湾茶を購入したい時におすすめの店「意翔村茶業」をご紹介します。
意翔村茶業とは
台湾のお茶業界では凄腕のお茶鑑定士として知られている陳煥堂さん。
『台灣茶第一堂課:頂尖茶人教你喝茶一定要知道的事!』(台湾茶の初めての授業)
『烏龍茶的世界:全方位茶職人30餘年心血結晶,從種茶、製茶、飲茶,告訴你烏龍茶風味的秘密』(烏龍茶の世界)
をはじめ、お茶関連の書籍を何冊も出されています。
実際、たまたま立ち寄ったsolo singer life というカフェにも陳煥堂さんの本が置かれていて、その影響力に驚きました。
そんな陳煥堂さんが経営されているのが意翔村茶業です。
意翔村茶業は本来は茶葉の卸し問屋ですが
「陳さんが選んだお茶をもっと手軽に飲みたい」
「自分の好みにあったお茶を一緒に選んで欲しい」
というお茶好きの要望に答えるべく、旅行者に小売もしてくれます。
明るい店内には、所狭しと茶葉が並んでいます。
陳煥堂さんや従業員の方々が優しく迎えてくれました。
さすが問屋。
茶缶サイズも大きさが違います。
急須も大小様々あって、見ていて楽しいです。
意翔村茶業での茶葉購入の流れ
最初に、その年のおすすめのお茶を6種類ほど試飲させてくれます。
今回は右から
- 古典美人茶
- 凍頂烏龍茶
- 肉桂茶
- 高山烏龍茶
- 蜜香烏龍茶
- 文山包種茶
個人的には東方美人も試飲したかったのですが、今年は不良の年なのでお薦めしないとのこと。
茶葉は農作物なので、年によって当たり外れがあるのは仕方ありません。
ちなみに「古典美人茶」は意翔村茶業が登録した商品名で、陳煥堂さんのオリジナルブレンド茶です。
また陳煥堂さんは日本語を多少話されます。
ただもっと詳しく台湾茶について学びたいと思った場合、タイミングが合えば息子の陳亭宇さんが日本語通訳をしてくれます。
陳亭宇さんは日本で6年半ほど働いていた経験があるので、日本語、特に大阪弁がペラペラです。
日本にいた頃の休日は野球と食べ歩きを楽しんでいたようで、阪神タイガースとラーメンには詳しいです。
今回は途中から陳亭宇さんが日本語でお茶の特徴を説明をしてくれたので理解も深まり、
「こんなタイプのお茶が好みなんです」と伝えると、師匠であるお父さんと相談しながら別のお茶を提案してくれました。
あと写真に写っているものは、茶葉の焙煎中に出てくるカフェイン成分です。
白くふわふわしていますが、舐めると確かに苦いんです。
お茶に含まれるカフェイン含有量はコーヒーに比べるとかなり少量ですが、「そうは言ってもカフェインが気になる」という方は焙煎度が高いお茶を選んでもらうと良いです。
こんな風に楽しみながら台湾茶に触れた結果、今回は古典美人茶と翠玉を購入しました。
台北で自分好みの美味しい台湾茶を購入したいなら、意翔村茶業の扉を開けてみてはいかがでしょうか。
意翔村茶業
【住所】
台北市新生南路1段161巷6之2號
【電話番号】
(02)2703-0394
【最寄り駅】
MRT「大安森林公園駅」1番出口から徒歩5分ほど
バス「信義新生路口」で下車し徒歩5分ほど
【開店時間】
9:30~18:30(月〜土/日曜・祝日はお休み)
【支払方法】
現金のみ(日本円もOK)