
こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
今回は、2026年夏に世界遺産登録が見込まれる奈良の「藤原宮跡」にて、菜の花と桜が織りなす絶景を楽しんできました。
たっぷりの写真とともに、見頃やアクセス情報もあわせてご紹介します。
絶景すぎる藤原宮跡の菜の花と桜


一度は訪れてみたいと思っていた春の藤原宮跡。
菜の花も桜も満開のタイミングで、一幅の絵のよう。

藤原宮跡は「大和三山」と称される3つの山に囲まれているので、この三山を目安に様々な方角からの景色をお届けします。
- 香具山
- 畝傍山
- 耳成山(みみなしやま)

香具山を背景に

耳成山を背景に

畝傍山を背景に

桜や菜の花だけでなく、

たんぽぽも広がっていて、これまた可愛い。




前日の大雨が嘘のように起きたら晴れていたので、思い立って、朝一に奈良まで旅してきたのですが、本当に訪れて良かったです。
2026年夏に世界遺産登録が見込まれる「藤原宮跡」とは

歴史好きとしては宮跡も欠かせない。
「藤原宮跡(ふじわらきゅうせき)」とは、「日本国」はじまりの地です。
694年、亡き夫である天武天皇の遺志を継いで、持統天皇が「飛鳥浄御原宮(あすかきよみはらのみや)」から遷都して完成させた「藤原京」は、約5km四方の規模を誇る「日本初の都」です。
そんな藤原京の中心に位置する、約1km四方の宮殿が「藤原宮」です。

先にご紹介したように、絶妙なトライアングルを形成している大和三山の中央に宮殿跡があるわけですが、3つの山を宮殿を護る神とする「三山鎮護思想」から、ほぼ中央に藤原宮は造営されたそう。

この藤原宮には
- 天皇が住まう内裏
- 儀式を行う大極殿
- 政治を行う朝堂院
- 役所
が集約されていました。
まさに現在の皇居・国会議事堂・霞ヶ関が一ヶ所に集約されたような場所。
隋・唐や高句麗・新羅・百済との交流を通じて、律令制度に基づいた中央集権国家が日本で成立したことを証明する遺跡です。
710年に平城京へ遷都するまでの、わずか16年と短い歴史ですが、
- 「日本」という国号が初めて使われる
- 701年、文武天皇による日本で最初の本格的な律令法典「大宝律令」が制定される
- 708年、元明天皇により日本最初の流通貨幣とされる「和同開珎」が発行される
など、国の骨格が形作られた重要な時代です。

ちなみに、天皇の住まいは伝統的な檜皮葺や板葺の掘立柱建物でしたが、国家儀式や政治の場となる大極殿や朝堂院の建物には、瓦葺礎石建物が建てられました。
寺院以外で瓦葺礎石建物が建てられたのは藤原宮が初めてとのこと。
基礎部分だけでも、身長150cmの私を優に超える大きさです。


バス停がある「橿原市藤原京資料室」(無料)には、出土品や周辺遺跡の発掘調査の様子などが紹介されています。

藤原京の1/1,000模型なども見ることで全体像が掴みやすくなるので、立ち寄られるのがおすすめです。
藤原宮跡への行き方・アクセス

近鉄「大和八木駅」(南口)から「橿原市コミュニティバス」で藤原宮跡へ向かうことができます。
藤原宮跡がある「橿原市藤原京資料室前」まではバスで約20分で、交通系ICカードも使えます(均一220円)。
バスの時刻表や駐車場の詳細は、橿原市の公式HPにてご確認ください。
藤原宮跡の花の見頃

藤原宮跡は、春〜秋にかけて季節の花々が楽しめます。
- 春:菜の花と桜(3月下旬〜4月上旬)
- 夏:ハナハス(7月中旬〜8月上旬)
- 秋:コスモス(10月上旬〜10月下旬)
夏や秋にも再訪したい素敵なところでした。
今回はもう一ヶ所お花見をしに平城宮跡へ移動しましたが、次回は藤原宮跡の周辺遺跡巡りも楽しそう。
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