こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
3年ぶりの祇園祭・山鉾巡行に先立ち、菊水鉾のお茶席を楽しんできたので、その時の様子をお伝えします。
祇園祭・菊水鉾のお茶席
京都の祇園祭というと、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「山鉾巡行」が有名ですが、各町内にある山鉾の町会所には、山鉾の御神体人形や懸装品などが美しく飾られているので、町会所を巡るのも楽しみの一つです。
そんな中、今年は菊水鉾のお茶席にお邪魔してきました。
白い布をかけた長机に、パイプ椅子というカジュアルなスタイルなので、茶道の流派関係なく、そしてお茶の知識がなくても、気軽に参加できます。
菊水鉾の水指(13日限り)など、お道具を拝見するのも楽しいです。
そして菊水鉾のお茶席といえば、この「したたり」目当ての方も多いです。
祇園祭の時期にいただける亀廣永(かめひろなが)の和菓子。
「したたり」という名前の由来は、名水「菊水の井」で、井戸の清涼なしずくをイメージされたそう。
黒糖が使われていて、さっぱりと甘さが夏の暑さを忘れさせてくれます。
目の前でお点前を拝見しながら、美味しいお抹茶を。
菊の水次に驚きながら、涼やかな時間を過ごさせていただきました。
帰る際は、「したたり」が載っていたお皿(持ち帰りの袋も用意されています)と、ご利益のある粽(ちまき)をいただくのを忘れずに。
菊水鉾のお茶席への参加方法・料金・流派
菊水鉾のお茶席は、例年7月13日〜16日の期間で行われています。
そしてチケット代は
- 前売り券:1,600円
- 当日券:2,000円
でしたが、今年(2022年)の当日券は3,000円のみ(粽つき)とのことでした。
前売り券は、茶道関係者の中で販売されることが多いです(茶道の先生から社中さんへ)。
流派は下記のように日によって変わりますが、
- 13日:裏千家
- 14日:裏千家
- 15日:遠州流
- 16日:表千家
流派関係なく、お茶の知識関係なく、気軽に参加することができます。
「したたり」も美味しかったので、お土産に購入して帰りました(1本 1,100円)。
3年ぶりの祇園祭を楽しもう!
3年ぶりに実施される祇園祭・山鉾巡行を控え、前祭の山鉾建が行われている四条通周辺。
夕方になると提灯に灯がともり、久しぶりの美しい光景にワクワク。
お囃子もあちこちで奏でられ、着物や浴衣を着た人々が増えるにつれ、賑わいもどんどんと。
1ヶ月にわたり行われる祇園祭の祭礼まとめや、7月16日限定販売される祇園祭ゆかりの和菓子「行者餅」も合わせてご覧ください。
コンコンチキチン〜♪