こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
この記事では、カンボジアの世界遺産「アンコール遺跡群」の一つ、「バンテアイスレイ」の観光レポをお届けします。
「東洋のモナリザ」をはじめ、その精巧な彫刻が美しい遺跡でした。
バンテアイスレイの入場料
アンコール遺跡群を巡る際には「アンコール・パス」という共通チケットを使います。
- 1日券 $37
- 3日券 $62
- 7日券 $72
この共通チケットがあれば、シェムリアップ市内から車で約1時間半以内の距離に点在する遺跡のほとんどに入場することが可能です。
もちろん今回のバンテアイスレイにも、このアンコールパスで入場できます。
日射しがとても強いカンボジアを旅するなら「飲む日焼け止め」は心強いアイテムです。
バンテアイスレイ
入り口には立派な施設が建てられており、英語ではありますが、バンテアイスレイの解説看板もありました。
ココナッツジュースではなく、ヤシのジュースが販売されている参道を通ると、
バンテアイスレイが姿を表しました!
第1周壁の門から彫刻が精巧すぎて、その美しさにため息が漏れます。
さすが「クメール美術の至宝」と称される遺跡。
ラテライトが敷き詰められた参道を進んで行きます。
赤い砂岩に、深く、繊細に彫り込まれた彫刻たち。
一部の柱には当時のサンスクリット語が彫られていました。
それぞれの彫刻には物語が刻まれているので、現地ガイドさんに説明をしてもらいながら読み解いていくと楽しいです。
そして遂に、作家アンドレ・マルローが、あまりの美しさに盗み出そうとして捕まったという、
「東洋のモナリザ」と対面!
…したのですが、保護のため遠目からの見学となっており、ちょっと見にくかったです。
ちなみに美しいデヴァター(女神)は複数体あり、「東洋のモナリザ」と呼ばれるデヴァターは南祠堂の東南角の2体のうち、南向きの彫像を指します。
しかし「東洋のモナリザ」の隣に立つ、このデヴァターも柔らかく佇む姿が美しいです。
また中央祠堂の彫り込みも素晴らしく、
猿の姿には鬼気迫る迫力を感じるほどでした。
「東洋のモナリザ」は遠目からしか見れませんが、他の遺跡とは一線を隠したその美しさ。
ぜひあなたも「クメール美術の至宝」を満喫してください。
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