こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
世界遺産ではないけれど、多くの観光客に人気の伏見稲荷大社。
今回は、この伏見稲荷大社の宵宮祭の様子をお伝えします。
伏見稲荷大社の宵宮祭とは
伏見稲荷大社では、年間を通して様々な祭礼・神事が執り行われています。
そして7月の大祭といえば「本宮祭(もとみやさい)」です。
お稲荷さんの日々の御神恩に感謝する大祭で、
毎年、7月土用入後初の日曜日または祝日の9:00〜行われます。
そして今回ご紹介する「宵宮祭」は、本宮祭の前日18:00~行われる祭りです。
伏見稲荷大社の宵宮祭は幻想的で異次元に引き込まれるかのように美しい
JR奈良線「稲荷駅」を下車すると、すぐに沢山の献納提灯の赤い参道が目に飛び込んできて、異次元に引き込まれます。
宵宮祭では、稲荷山をはじめ境内の全域に、数千におよぶ献納提灯に灯を点ずる「万灯神事」が行われます。
そして参道を先に進むと、暗闇の中に浮かび上がる楼門が飛び込んできます。
黒と赤のコントラストがなんとも美しく、幻想的です。
写真では分かりにくいかもしれませんが、お山(左奥)にも鳥居の形の灯りが見えます。
お狐さんも、いつもとはまた違った雰囲気の神秘性をまとっています。
本殿も、多数の提灯が灯され、幻想的で、ちょっぴりミステリアスな雰囲気に魅了されます。
また宵宮祭と本宮祭の両日にわたり、外拝殿およびその周辺には、日本画家などの奉納による行灯画(あんどんが)も多数展観されています。
千本鳥居も、写真の通り提灯が灯されています。
赤い光に導かれるように進んでいきます。
ずっと、ずっと、続いていきます。
今回わたしは奥社奉拝所までで、「おもかる石」を試し、折り返しましたが、まだまだ先に進むことができます。
お稲荷さんということで、浴衣姿にキツネのお面を斜めに被った人々の姿がミステリアスな雰囲気に合っていて、また風流でした。