こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
リスボン空港で免税手続きをしたのですが、初めてだったので、手続きの場所探しなど、予想以上に空港内を走り回ることになりました。
そこで、この記事では体験談を元に、リスボン空港でタックスリファンド(免税手続き)ができる場所と手続き方法を分かりやすくまとめました。
旅行者に対するポルトガルの免税の条件
ポルトガルでの買い物には、通常23%のIVA(付加価値税)がかかります。
しかし旅行者には免税の特典があり、最大で購入金額の16%の金額が戻ってきます。
免税の条件は、1日1店舗あたりの買い物が61.50ユーロ以上(マデイラ島は61ユーロ以上、アソーレス諸島は59ユーロ以上)で、かつその商品を未使用の状態でEU圏外へ持ち出すことです。
ただし免税の手続きができるのは「Tax Free Shopping」の加盟店のみです。
私はリスボンにある革手袋の専門店「ルヴァリア・ウリセス」で手袋を購入したのですが、このお店がTax Free Shoppingの加盟店だったようで、「免税手続きする?」と聞いてくれました。
そこで免税手続きに必要な書類(リファンド・チェック)を作成してもらい、帰国時のリスボン空港にて免税手続きを行いました。
免税書類を作成してもらうには、パスポート(コピー可)が必要です。
リスボン空港でタックスリファンド(免税手続き)ができる場所とやり方
ボーダフォン色が強い、リスボン空港に到着。
チェックインカウンターがずらっと並ぶ3/4階(Level 3/4)にある看板に従い、タックスリファンドコーナーへ。
すると
- チェックイン手続きを先にする必要があること
- 免税対象商品が手荷物の場合、出国審査を受けて、セキュリティーチェックを終えた先の右手で免税手続きができること
が説明されました。
ちなみに免税対象商品がスーツケースに入っていて、荷物を預ける方は、このタックスリファンドコーナーで別の手続きをされていました。
出国審査を終え、セキュリティーチェックを通過すると、確かに「Tax Free」と記された機械が右手に並び、左右には有人カウンターがありました。
初めてでよく分からないので、有人カウンターで手続きしようと免税書類を見せたら、私の場合は写真の機械で手続きをして、さらに別の場所(マクドナルドの近く)でないと返金を受けられないとのこと。
並んでいる人の中には、有人カウンターで返金を受けている人もいたので、条件が違うよう。
そこで機械の指示に従いパスポートのスキャンなどを行うと、最終的には「Go to the Refund Company」と、写真のような画面になりました。
レシートが印刷されたり、受付番号が表示されたりということがなかったので、(念のためこの手続き完了画面を撮影して、)次は返金カウンターを探しに。
いくつかの免税店を通過しましたが、リスボン空港は広くてマクドナルドを見つけられず、再び空港スタッフに聞いたところ、リスボン・スクエア(Lisbon Square)と呼ばれる広場に、
ようやくキャッシュ・リファンド・カウンターがありました!
黄色のカウンターが目印です。
この奥にはフードコートがあり、確かにマクドナルドもありました。
カウンターには小さいけれど「Tax Free」のロゴが。
このカウンターで免税書類を提示し、
ようやく免税額が戻ってきました。
レシートを見ると、免税額は8.00ユーロ、そこから手数料2.95ユーロが引かれ、最終的な返金額は5.05ユーロでした。
条件によって免税手続きの流れが多少異なる部分もあるようですが、一例として、参考になれば幸いです。
黄色の返金カウンターがあったリスボン・スクエアには、プライオリティパスがあれば無料で利用できるANAラウンジがあったので、あとは出発までゆっくり過ごしました。