こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
この記事では、カンボジアの世界遺産「アンコール遺跡群」の一つ、「ベンメリア遺跡」の観光レポをお届けします。
まさに『天空の城ラピュタ』の世界でした。
ベンメリア遺跡の入場料
ベンメリア遺跡の入場料は$5です。
アンコール遺跡群に入場できる共通チケット「アンコールパス」の対象ではないので、別途チケット購入が必要です。
ベンメリア遺跡
ベンメリア遺跡はジャングルに埋もれたヒンドゥー教の巨大寺院。
参道にはカンボジアの各遺跡でお馴染みのナーガ(9つの頭を持つ蛇神)が。
このナーガは保存状態がいいので、細かな彫りまで観察できます。
日射しがとても強いカンボジアを旅するなら「飲む日焼け止め」は心強いアイテムです。
参道を抜けると、鬱蒼としたジャングルと遺構が見えてきました。
あちこちに崩落した石材があり、保存状態があまりよくありません。
でもこの荒廃した雰囲気が、多くの観光客を惹きつけているのも事実…。
そして、こちらが『天空の城ラピュタ』のモチーフになったとも言われている第3回廊の遺跡です。
確かに、天空に昇っていく最後のシーンを彷彿とさせます。
横から見てみると、ガジュマルの根に飲み込まれているのがよく分かります。
後ろから見てみると、もう完全に崩壊し、木の根が伸び放題でした。
外周を楽しんだら、次は内部へ進んで行きます。
決してレリーフが多い遺跡ではありませんが、所々、彫刻が残っています。
3頭のゾウの像が隠れていたり(写真下側)。
こちらは当時の図書館(経堂)。
ベンメリア遺跡は回廊や堂塔の配置などがアンコールワットと似ているため、練習台として造られたのではないかとも言われているそうです。
ベンメリア遺跡の内部は、写真ように遊歩道が設置されているので、ジャングルの中を迷うことなく観光できます。
また遺跡の周りにも森は広がっており、その巨木のツルは驚くほど太い!
ということで、太いツルに座って写真撮影する人々もちらほらいました。
綺麗な連子窓もあちこちに。
ガジュマルに飲み込まれているベンメリア遺跡。
とても雰囲気のある遺跡でした。
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