こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
ポルトガルを旅する時、必ず食べたいスイーツがパステル・デ・ナタ(エッグタルト)です。
そこで、この記事ではパステルデナタ(エッグタルト)のおすすめ有名店などをご紹介します。
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ポルトガルのパステル・デ・ナタ(エッグタルト)の有名店
パステル・デ・ナタ(エッグタルト)はポルトガル中で見かけますが、有名店は発祥の地リスボンに集中しています。
1)サント・アントニオ
2017年にオープンしたばかりなのに、2019年のナタコンテストで優勝したのが「サント・アントニオ(Santo António)」です。
リスボンの歴史を見守ってきたサン・ジョルジェ城の近くにあります。
店外や店内には、2019年ナタコンテストNo.1のロゴがあちこちに。
厨房はガラス張りなので、エッグタルトの作り方も覗けます。
8席ぐらいは店内にも席が用意されているので、せっかくなら店内で出来たてを食べるのがおすすめです。
ただし、たとえ席を確保できたとしても、小さな店に多くのお客さんが押し寄せているので、長居することは難しいです。
サント・アントニオのナタは「どろっ」とした濃厚なクリームで、パイ皮はサクサク。
うん、美味しい。
ちなみにビッカ(リスボンでのエスプレッソの呼び方)とともに味わうのがポルトガル流とのこと。
私はコーヒーが苦手なので、ガロット(ミルクにコーヒーを少し入れたもの)を試してみましたが、ガロットでも私には苦かったです…。
パステル・デ・ナタ1.00ユーロ。ガロット1.25ユーロ。
2)パステイス・デ・ベレン
パステル・デ・ナタ(エッグタルト)の発祥の店といえば「パステイス・デ・ベレン(Pasteis de Belem)」。
世界遺産にも登録されているジェロニモス修道院のすぐ近くにあります。
パステイス・デ・ベレンは、ジェロニモス修道院から伝えられた配合と作り方を今もかたくなに守っており、レシピは門外不出とのこと。
周りのパイ皮は高温&短時間焼きのため、春巻きの皮のように、しっかりしているけれど、パリパリ。
クリームはとても滑らかで、甘さは控えめだけれども、濃厚で、卵の黄味をしっかり感じられます。
クリームの美味しさはもちろんのこと、個人的には皮のパリパリ感がたまりません!
店外には持ち帰り用の行列ができていますが、店内は広く、席数も多いので、せっかくなら店内で出来たてを食べるのがおすすめです。
パステル・デ・ナタ1. 15ユーロ。ケック1.25ユーロ。紅茶1.55ユーロ。
3)マンテイガリア
マンテイガリア(Manteigaria)はカウンターだけのナタ専門店です。
美味しいだけでなく、リスボンきっての繁華街バイシャ地区(カモンイス広場の前)にあるので、朝から晩まで常に大行列のお店です。
ただカウンターだけのお店ということもあり、店内の回転は早いので、さほど長い時間並ばずに済みます。
持ち帰りもできますが、せっかくなら店内で出来たてをいただくのがおすすめです。
昔バター屋だっただけにパターにこだわりがあり、薄めの皮はパリサクで美味しいです。
そして一口かじると、とろとろのクリームが溢れ出てきます。
う〜ん、美味しい!
あったかとろとろクリームがたまりません!
パステル・デ・ナタ1.00ユーロ。紅茶1.80ユーロ。
ホテルの朝食ビュッフェのパステル・デ・ナタも見逃せない
パステル・デ・ナタ専門店での、出来たての温かいエッグタルトは当然美味しいけれど、
さすがポルトガルを代表するお菓子なことだけあって、多くのホテルの朝食ビュッフェでもパステル・デ・ナタは提供されています。
そして冷たいエッグタルトも、しっとりして、それはそれで美味しいです。
私が宿泊したホテルだと
の朝食ビュッフェでエッグタルトが用意されていました。
ポルトガルはスーパーにもエッグタルトが
さすがポルトガルを代表するスイーツ。
スーバーでもパステル・デ・ナタは販売されています。
ちょっと小腹が空いた時などにもいいですね。
ポルトガルのエッグタルトはお土産に買えるの?賞味期限は?
「美味しいポルトガルのエッグタルトをお土産にしたいけど、賞味期限が短いからどうしよう…」
とお悩みの場合、
リスボン空港には、お土産用のパステル・デ・ナタが箱入りで販売されているので、帰国日にリスボン空港で購入するのがおすすめです。
パステル・デ・ナタだけでなく、ケイジャーダ(シントラの銘菓)やオヴォシュ・モーレシュ(アヴェイロの銘菓)なども購入できます。
リスボン空港「ANAラウンジ」のパステル・デ・ナタ
ポルトガルを発つ前にエッグタルトを食べ納めたいなと思っていたら、リスボン空港のANAラウンジにもやっぱりパステル・デ・ナタがありました。
ANAラウンジはプライオリティパスを持っていれば無料で利用できますので、ポルトガル旅の思い出をふりかえりながら、エッグタルトをいただきつつ、ゆっくり過ごすことができました。