こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。
今回はウズベキスタン航空の搭乗レポをお送りします。
2018年2月10より、日本人の30日以内のウズベキスタン滞在はビザが免除となりました。
ウズベキスタン航空の運行状況
ウズベキスタン航空は中央アジアで最も大きい国営の航空会社です。
「ウズベキスタンまでどうやって乗り継いで行くの?」
と質問されることもありましたが、実は成田空港からタシケント空港まで直行便が飛んでいます。
タイムスケジュールは火曜日と金曜日の週2便です。
そのため短期旅行を想定した場合、自ずと4日間か8日間の旅になります。
その他、ウズベキスタンは観光立国を目指しており、関西空港やセントレア空港、福岡空港から直行チャーター便が就航するようにもなりました。
そのため旅行会社が直行チャーター便を利用した地方発ツアーを組んでいるのも見かけます。
なおウズベキスタン専門の旅行会社から一括見積もりを取ることができる「旅さがし」を活用すれば、1社1社問い合わせる必要がありませんし、同じ条件を伝えているので、各社の見積もりを比較しやすいです。
また希望に沿った旅行プランも無料で提案してもらえるので、ウズベキスタンで観たいものや体験したいことがある程度決まっているなら、オーダーメイド旅行もできます。
ウズベキスタン専門なので、現地の最新情報や穴場スポットも教えてもらいやすいです。
ウズベキスタン航空の受託荷物は何キロまで?
ウズベキスタン航空の受託荷物は、一人あたり
- エコノミーの場合20kg
- ビジネスの場合30kg
です。
ウズベキスタン航空のマイレージ
ウズベキスタン航空は、残念ながら、ノンアライアンスで他の航空会社と提携していないので、JALやANAのマイレージを貯めることはできません。
代わりに、独自の「Uz Air Plus」という制度があります。
獲得ポイントは36ヶ月有効ですが、最終搭乗日から18か月を経過するとポイントは失効します。
5000ポイントを超えると、プレミアム会員として登録され、正式な会員証が送付されます。
さらに上級会員としてプレミアムメンバーシップの他に、シルバー、ゴールド会員があります。
「UZ AIR PLUS」はウズベキスタン航空日本支社(reservation-tyo@uzbekistan-airways.co.jp)で申し込みを受け付けています。
- 名前
- 住所
- 電話番号
をメール連絡することで、折り返し申込書を郵送してもらえます。
ウズベキスタン航空の機内の様子
今回は成田空港〜タシケント空港間にて、往復ウズベキスタン航空を利用しました。
ほぼ定刻通りに搭乗開始。
機内と乗務員さんの制服は、サマルカンドブルーを彷彿させる青色で統一されていました。
各席にはモニターがついており、USB電源もあります。
モニター画面を見ていくと、対応言語は「ウズベク語」「英語」「ロシア語」のみ。
用意されているコンテンツは映画、音楽、ゲームなど基本的なものです。
ただ映画は少し古めのものが多く、最新映画は用意されていませんでした。
操作はリモコンはなく、タッチパネル式。
離陸前に用意されるのはブランケットと枕だけで、離陸後しばらくしてからイヤホンが配布されます。
その他、離陸前にはお水のサービスがありました。
乗務員の方々の対応
日本の航空会社のように笑顔での接客はなく、淡々と決められた仕事だけをこなされている印象を受けました。
常に真顔で、カートを下げる時に、通路に乗客がいても「Excuse me.」などと声をかけることなく下げてきます。
出発便では「そういう国民性なのかな」と思っていたのですが、実際に現地でウズベクの人々と交流をしてみると、ガラッと印象が変わりました。
みな純朴で、子供たちはカメラを向ければ可愛らしくポーズを決めてくれ、親日国&日本人が珍しいこともあってか、大人でも「一緒に写真を取って」と気さくに声をかけてきてくれます。
なのでウズベキスタン航空の乗務員さんの対応は、あくまでも仕事モードの場合なのかなと勝手に解釈しました。
あとブランケットなのですが、全席分用意がされていないようです。
帰国便にて「ブランケットをください」とお願いすると、「もうないわ!機内はそのうち温まるから大丈夫よ。」と言われました。
でも「え〜!寒いよ〜!」と伝えると、どこからともなく新品を持ってきてくれました。
あるじゃん!
そして、このブランケットやりとりをしている乗客が他にもチラホラいたので、何かあっても、めげずに交渉してみてはいかがでしょうか。
ウズベキスタン航空の機内食(成田発)
ドリンク
離陸から約1時間後に、ドリンクとナッツのサービスがありました。
お手拭きのパッケージがオシャレ!
イスラム模様は可愛らしくて好きなんです。
ジュースは、コーラ、スプライト、オレンジジュース、トマトジュース、リンゴジュースなど定番のものは一通り揃っていました。
アルコールは、ワインは往復用意されており、ビールは成田発のみ搭載されています。
機内食
その後は続いて、食事のサービス。
カートが横を通ると、とても美味しそうな香りが漂い、期待値が上がります。
ちなみにウズベキスタン航空は特別食が充実しており、宗教に配慮したものだけでなく、食事制限中の方に配慮したものも多数揃っています。
希望する場合は、出発24時間前までに申し出る必要があります。
成田発の特別食 | |
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Asian Vegetarian Meal | アジアンベジタリアン・ミール |
Infant Meal | 乳児ミール |
Bland Meal | マイルド・ミール |
Child Meal | チャイルド・ミール |
Diabetick Meal | 糖尿病ミール |
Fruit Platter | フルーツの盛り合わせ |
Gluten Free Meal | グルテンフリー・ミール |
High Fiber Meal | 高食物繊維ミール |
Hindu Meal | ヒンドゥー・ミール |
Law Calorie Meal | 低カロリー・ミール |
Low Fat/Cholesterol Meal | 低脂肪/コレステロール・ミール |
Low Protein Meal | 低プロテイン・ミール |
Low Sodium Meal | 低塩ミール |
Moslem Meal | ムスリム・ミール |
Non Lactose Meal | 乳糖非含有ミール |
Oriental Meal | オリエンタルミール |
Low Purin Meal | 低核酸食ミール |
Raw Vegetarian Meal | 生野菜ミール |
Seafood Meal | シーフードミール |
Vegetarian Meal | ベジタリアンミール |
Vegetarian Meal (lacto-ovo) | ベジタリアンミール(牛乳・卵を含む) |
今回わたしは普通食で、ビーフかチキンかを選べたので、ビーフを選択しました。
硬い牛肉かと思いきや、ホロホロに崩れるくらい柔らかく煮込まれていて、美味しかったです。
ちなみに友達が選択したチキンも味見させてもらいましたが、しっとりチキンカツ丼で美味しかったです。
軽食
離陸から約6時間後には、再度ドリンクサービスがあり、着陸1時間半前には軽食が出ました。
明太子ポテトサラダがパンに挟まっていました。
ウズベキスタン航空の機内食(タシケント発)
ドリンクサービス
離陸前はお水のサービス、離陸後にはドリンクとナッツのサービスがありました。
ドリンクの内容は成田発と同様です。
機内食
中国上空を飛ぶ許可がおりないとの理由で、帰りは7時間の遅延となり、タシケント空港でほぼ徹夜してからの搭乗だったので、メニューを選べたのか覚えていないのですが…
サモサやサラミが美味しかったのは記憶しています。
ちなみに右端のメインは肉巻き系の料理でした。
タシケント発の特別食
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Asian Vegetarian Meal | アジアンベジタリアン・ミール |
Child Meal | チャイルド・ミール |
Fruit Platter | フルーツの盛り合わせ |
Hindu Meal | ヒンドゥー・ミール |
Kosher Meal | コーシャ・ミール |
Moslem Meal | ムスリム・ミール |
Raw Vegetarian Meal | 生野菜ミール |
Vegetarian Meal | ベジタリアンミール |
Vegetarian Meal (lacto-ovo) | ベジタリアンミール(牛乳・卵を含む) |
タシケント発でも、出発24時間前までに申し込めば、特別食を注文できます。
軽食
着陸前の軽食はチーズサンドウィッチでした。
ウズベキスタンはチーズ、ヨーグルト、クリームなど乳製品の種類が豊富で、お土産に買ったほどです。
ちなみに軽食のチーズは少しスモーキーでした。
ウズベキスタンに近づいてくると、中央アジアらしい、ゴツゴツした感じの自然が眼下に見えてくるので、時々窓の外に目を向けてみてはいかがでしょうか。
以上、ウズベキスタン航空の搭乗レポでした。