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ウズベキスタン料理の数々と事前に知っておきたい配膳の流れ

Mami
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こんにちは、SORESEKAこと「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。

 

この記事では、ウズベキスタン料理と配膳の流れについて紹介します。

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ウズベキスタンのおもてなし料理とは

ウズベキスタンでは、お客さんに対して、たっぷりの料理でもてなすという習慣があります。

そして基本的には、次のような順番で料理は運ばれます。

  1. 前菜
  2. ナン
  3. 饅頭
  4. スープ
  5. メイン
  6. デザート
  7. お茶(メインあたりから出されます)

最初、私はこのウズベキスタンのもてなし文化を知らず、饅頭がメインだと思い込んでお腹一杯食べてしまい、後半のスープやメインをきちんと味わうことができなかったという失敗談があります…。

レストランでも基本的に上記の順番で配膳されることが多いので、知っておくと、お腹の具合をみながら食べ進めることができます。

ちなみに美味しくいただきつつも、満腹になった場合は、残しても失礼に当たらないとのことなので、安心してください。

ウズベキスタンの前菜

前菜はナッツやサラダが多いです。

テーブルセッティングの段階で用意されています。

ウズベキスタンには黄色のニンジンがあり、その黄色のニンジンのサラダは塩とニンニクが効いていて美味しかったです(写真右下)。

 

キュウリとトマトのサラダはどこでもよく出されます。

トマトは濃厚な味わいで美味しいです。

 

カリフラワーのサラダもよく出ました(写真左下)。

 

こちらはビーツのサラダです。

 

またナッツを砂糖でコーティングしたもの(写真手前)やドライフルーツなど、甘いものが用意されていることもあります。

ウズベキスタンのナン

ナンは都市によって形状も味も異なりますが、どれも美味しいです。

 

特に有名なのがサマルカンドのナンで、現地の人もお土産にするほど大人気です。

顔よりも大きいサイズです。

 

ヒヴァのナンは、薄くて大きいです。

成型の時に、専用の道具で模様をつけていき、竈で焼きます。

 

焼きたては特に美味しいです!

 

こちらはブハラのパン。

シフォンケーキのような形状です。

ウズベキスタンの饅頭

饅頭は大きな水餃子のようです。

具材はお肉が多いですが、時には甘いカボチャが入っていることもあります。

 

具材がお肉の場合、ウイキョウ(フェンネル)を中心としたハーブが沢山入っています。

 

饅頭の代わりに、サモサ(肉や野菜が入ったパイ)の時もあります。

ウズベキスタンのスープ

スープは肉と野菜がたくさん入った、いわゆる「コンソメスープ」なので、毎回とても美味しかったです。

 

時には麺やお米が入っていることもあります。

ウズベキスタンのメイン料理

ウズベキスタンのメイン料理と言えばプロフ(ピラフ)です。

冠婚葬祭の時はもちろん、かつては金曜日(イスラム教の休日)に毎週食べていたそうです。

今でも休みの土日に食べるそうです。

プロフも、ナンと同様、地域によって特色がありますが、どれも美味しいです。

 

ブハラのプロフは、ご飯の上に、たっぷりのニンジンとお肉が盛り付けられるのが特徴です。

 

一方、タシュケントのプロフは、お肉は一緒に炊き込まれ、豆やレーズンもたっぷり入っています。

 

個人的に、唯一衝撃を受けた料理がこの「ノリン」です。

半生風の細切り麺(チーズみたいな食感)と蒸した馬肉の細切りを混ぜたもの。

なんとも形容し難い味なのですが、薄い味なのにクセがあります。

そしてスープは驚くほど塩辛い!

麺と馬肉を混ぜたものはそのまま食べてもいいし、ブイヨンスープに入れて食べてもいいとのことだったのですが、個人的にはゴメンナサイ…。

でもウズベキスタンの人々はこのノリンが大好きで、子供達も週2〜3回食べるぐらい好物とのこと。

他のウズベキスタン料理は美味しいのだから、違うお店で食べたら、ノリンも本当は美味しいのかもしれません。

 

プロフの他に肉料理もよく出されますが、ウズベキスタンは二重内陸国ということで、魚は大変高価な食材で、ほとんど出ません。

写真の肉料理はウズベキスタンの家庭料理「ディムラマ」。

肉、ニンジン、ジャガイモ、キャベツなどを煮込んだものです。

 

ひき肉とお米をブドウの葉で巻いて煮込んだ「ドルマ」。

中東で食べたものと似ているような気がする。

ウズベキスタンのデザート

デザートも色々ですが、フルーツというよりはケーキ類が多いです。

こんなカラフルなエクレア見たことない!

 

こちらはアップルパイでした。

 

こちらはナッツやドライフルーツがたっぷり入っていて、日本でも大ヒットすると思われるぐらい美味しかったです。

ウズベキスタンのお茶

ウズベキスタンではお茶も毎食飲みます。

お茶の種類は緑茶だったり紅茶だったりと色々ですが、どれもクセがなく、日本人には飲みやすい味です。

急須でたっぷりと持ってきてくれるので、たっぷりと飲んで、肉料理の油分をお茶で分解していきます。

 

以上、ウズベキスタン料理と、配膳される基本の順番の紹介でした。

中央アジアの料理(ウズベキスタン料理)というと羊肉のイメージが強いかもしれませんが、意外と野菜もたっぷり使われていて、牛肉もあり、日本人の口にも合う美味しい料理ばかりなので、ぜひ色々と食べてみてください。

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