世界遺産ヒヴァのイチャンカラのおすすめ観光スポット

Mami

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こんにちは、「それは、世界遺産がきっかけだった。」編集長のMamiです。

この記事ではウズベキスタンの世界遺産「ヒヴァのイチャンカラ」のおすすめ観光スポットをご紹介します!

遺跡好き、シルクロード好き、オアシス好きにはたまらない街!

見所が沢山ありすぎて、かなり長いです(笑)

世界遺産ヒヴァのイチャンカラとは

ウルゲンチ空港から車で約50分。

ホレズム州にあるヒヴァは、アムダリヤ川の下流に位置するオアシス都市です。

ヒヴァ自体の歴史は古く、古代ペルシャ時代から、カラクム砂漠への出入り口として繁栄してきました。

そして古代シルクロードの主要な街として栄え、14世紀には旅行記で有名なアラブの旅行家イブン・バットゥータがこの町を訪れて繁栄ぶりを伝えています。

 

そんなヒヴァの町はホレズム随一のイスラムの聖都となり、外敵の侵入を防ぐために、外壁と内壁の二重の城壁で守られました。

そして内壁に囲まれた内城イチャンカラには、モスクやメドレセ(神学校)が50近く残されており、シルクロードのオアシス都市として繁栄した時代をそっくり今に残す「博物館都市」として、街全体が世界遺産に登録されています。

早速イチャンカラ観光へGO

東西南北に門はありますが、今回は南門「タシュ・ダルヴァザ」から入城しました。

カラクム砂漠へ行く人はこの南門から出て行き、砂漠から来る人もこの南門を目指してやってきたそうです。

立派な城門にテンションが上がります!

一歩中に入ると、あちこちに歴史あるモスクやミナレットが現れ、中世にタイムスリップしたかのような感覚に陥りました。

建築物

見所は山のようにあるので、ここでは個人的なおすすめをご紹介します。

クフナ・アルク

イチャンカラの中で、さらに城壁で囲まれたハンの宮殿です。

モスクやハーレムだけでなく、牢獄や造幣所もあったそうです。

クフナ・アルクでは2つおすすめの見所があります。

クリヌッシュ・ハンのアイヴァン

1つ目はクリヌッシュ・ハンのアイヴァンです。

アイヴァンとは、建物の正面や側面に非常に高い天井を持つ箱型のテラスをつけるモスク建築で、中央アジアではよく見かけます。

クリヌッシュ・ハンのアイヴァンは2本の高い柱のあるテラスです。

柱に施された精緻な装飾が美しいです。

 

壁面は美しい七宝タイルで、

 

天井は赤、黄、緑、黒などカラフルな模様で飾られています。

 

ため息がでるほど美しいです!

ヒヴァタイルの特徴を探してみよう!

イスラム建築では、沢山のタイルの組み合わせによって、美しい模様を表現します。

そのため、どのタイルをどの場所に貼り付けるのか間違えないように、実はこそっと数字で印がつけられているんです。

またタイルの貼り方ですが、ヒヴァタイルは釘で打ち付けられているんです。

「数字」と「釘」を探しながらタイルを眺めてみると、同じ建築物でも、また違った楽しみ方ができます。

アクシェイフ・ババの見張り台

2つ目のおすすめは、アクシェイフ・ババの見張り台です。

ヒヴァの全景を見渡すことができ、も〜言葉が出ません!

見張り台には10,000スム(約136円)で上ることができます。

砂の都市の全景を眺めながら、ぜひ歴史ロマンに想いを馳せてください。

カルタ・ミノル

カルタ・ミノルは西門を入ってすぐの所に立つ、青のタイル模様で覆われた美しい未完成のミナレットです。

建設を命じたムハンマド・アミン・ハンがペルシャとの戦いで亡くなり、工事が中断されたまま今に至っています。

基礎部分の直径が大きいので、もし完成していたら、かなりの高さになったはずです。

イチャンカラのどこにいても見える、特徴的な建物なので、もし家族や友達とはぐれた場合の集合場所にも最適です。

内部、頂上は非公開です。

ムハンマド・アミン・ハン・メドレセ

未完成のミナレットの隣にあるのが、ムハンマド・アミン・ハンが建設を命じ、1852年に完成した、中央アジアで最も大規模な神学校ムハンマド・アミン・ハン・メドレセです。

 

現在は神学校がそのままOrient Star(オリエントスター)というホテルになっています。

ジュマ・モスク

多柱式建築のジュマ・モスク

明かりは天窓から差し込むだけの光。

神秘的な薄暗がりの中、柱に近づいてみると…

 

美しい彫刻が施されていることが分かります。

しかも柱の彫刻は一本一本異なる手の込みよう。

モスクは10世紀に建てられましたが、その後、修復工事を重ね、現在の形になったのは18世紀末頃です。

 

最も古い柱は昔のホレズムの都から運ばれたものだそうです。

写真では分かりにくいかもしれませんが、土台の石と柱の接着にはラクダの毛も使われていて、今もそのラクダの毛を肉眼で確認することができます。

 

さらに柱も計算された位置に置かれており、指導者が前に出て話をする際、

 

集まった信徒の顔がきちんと見えるようになっているんです。

すごい!

 

モスクの前には、特徴的なミナレットがあります。

3,000スム(約40円)で、中を登ることができます。

 

イチャンカラには聖人の廟もあるので、結婚式を挙げた新郎新婦もよく訪れるそうです。

私もちょうどカップルと出会うことができ、綺麗な新婦さんが挨拶をしてくれました。

工房・露店

イチャンカラの中には工房や露店も沢山あります。

 

たとえば、美しい木工細工。

 

ただ美しいだけでなく、

 

仕掛けが施された「からくり」ものも多いんです。

 

「書見台(ラウヒ)」も10通り近く形が変化する仕掛けで、店先でおじちゃん達がその技を披露し、最後は「iPadも置けるよ!」と言いながら笑顔でキメてくれます。

 

またシルク絨毯の工房もあります。

 

ウズベキスタンでは昔ながらの手法による絨毯の製造も行われています。

 

天然素材で染め上げられた糸を

 

女性達が手作業で精巧な柄を織り上げていきます。

 

出来上がりは重厚な感じ。

ウズベキスタンのホテルの床にもよくひかれています。

 

「スザニ」と呼ばれる刺繍が施された可愛い布もあちこちで見かけます。

 

元々は女の子が生まれると、母親が縫い始め、嫁入り道具に持たせていた布です。

地方によって色合いや模様が異なり、ザクロやアーモンドなど、模様にもそれぞれ意味があります。

 

その他にも帽子やストールなど、色々な民芸品が販売されているので、ショッピングも楽しいです。

 

ラクダに乗ることもできます(うろ覚えですが、3人で6ドルだった気がします)。

カフェ

ヒヴァは太陽が照りつける砂の都市。

とにかく日射しが強いので、適度な休息は必要です。

 

ソフトクリーム(1,000スム≒13円)も美味しいし、

 

「チャイハナ」と呼ばれる、お茶を飲みながら休憩できる場所もあります。

 

ウズベキスタンの各地でみられる一種の社交場で、カラフルな絨毯が敷かれた、大きなベッドのような台が座敷になります。

ここで写真のように、のんびりお茶を飲みながら一日談笑するそうです。

悠久のシルクロードに来た感じがします。

 

ふかふか絨毯は気持ちいいし、「アトラス」と呼ばれる波打ち矢絣模様の布で日射しが遮られると、カラッとした風が通りぬけ、は〜最高!

お茶もポットで提供されるので、一人2,000スム(約26円)もあれば十分です。

住宅街

住宅街に足を踏み入れると、井戸端会議をしながらまったり過ごしている地元の方々がいます。

 

カメラを向けると、子供達は自らポーズをとってくれます。

今回の旅全体を通じて感じたのですが、ヒヴァに限らず、ウズベキスタンの人々は写真を撮られるのが好きな印象を受けました。

 

住宅街にはナンを焼くカマドもあちこちに見受けられます。

 

ナンは地方によって特色がありますが、ヒヴァのナンは薄くて大きいのが特徴です。

もちもちで美味しい!

夜のイチャンカラ

イチャンカラ内にはレストランもいくつかあるので、夕食後にライトアップされた内城を散策するのもおすすめです。

 

夕暮れ時の空の色の変化はなんとも幻想的!

 

ジュマ・モスクのミナレットと月

カルタ・ミノルと月

夜になると、月との共演を楽しめます。

早朝のイチャンカラ観光もおすすめ

世界文化遺産好きにはたまらないイチャンカラ。

イチャンカラ目の前のホテルに滞在していたこともあり、日の出に合わせて早朝も観光してきました。

 

城壁と朝焼けのコントラストが美しい。

早起きしてよかった〜。

 

今回は西門「オタ・ダルヴァザ」から入城します。

昼間の賑わいが嘘のように、静まり返っています。

 

入場すると…

 

カルタ・ミノルとムハンマド・アミン・ハン・メドレセが出迎えてくれます。

 

メドレセとミナレットは、小さい橋で繋がっていたことを発見!

 

早朝の東門「パルヴァン・ダルヴァザ」。

西門からまっすぐメインストリートを歩くと到着します。

かつて東門の近くに奴隷市場があったそうで、別名「奴隷の門」と呼ばれていたそうです。

 

「奴隷の門」という俗称には似つかわしくなく、レンガにも青タイルが組み込まれている、芸術的な門です。

 

東門の先に広がる街の風景(外城)。

 

ミナレットの元には、お祈りのために、地元のおじいちゃん達がちらほら集まって来ました。

邪魔しないように、内城イチャンカラに戻ります。

 

早朝は人もまばらで、迷路に迷い込んだかのような場所も。

 

変哲もない壁を見上げてみると、タイルで装飾が施されていたり、

 

遠目からはただの柱なのに、目を凝らして見ると、細かなデザインが施されていたり、

 

散策が楽しくて仕方ありません!

朝7時頃になると、仕事の準備を始める露店商の人々をちらほら見かけるようになりました。

そんな中、一人のおじちゃんが「ここからの撮影がおすすめだよ。」と声をかけてくれました。

 

おじちゃんおすすめ撮影スポットからの一枚がこちら。

 

この撮影スポットの凄い所は、入り口の壁の窓から、中の建物の黄金の先頭部分がハマって見えることです!

お礼を伝えると、もう一つおすすめの撮影スポットを教えてくれました。

 

もう一つのおじちゃんおすすめ撮影スポットからの一枚がこちら。

輝く朝日と、ミナレットやメドレセが一望できて、とても感動しました。

これら撮影ポイントは、日中は他の露店が出ていたと思うので、早朝のみ堪能できる秘密の場所です。

そんな特別な場所を教えてくれたおじちゃんに、再度大きな声で「ラフマット(ありがとう)!」とお礼を伝えると、笑顔で手をふりながら見送ってくれました。

 

もう少し散策を続行。

これはヒヴァの最後のハンに仕えた大臣イスラーム・ホジャによって1910年に建てられた、ヒヴァで一番新しく、一番高いミナレット。

色タイルの模様を遠目からでも楽しめます。

 

登ることもできますが、118段あるそうなので、登る場合はファイトです。

 

同じ登るなら、私はアクシェイフ・ババの見張り台からもう一度イチャンカラの全景を眺めたく、クフナアルクに行ってみるも鍵が…。

周辺をグルグル回って、ようやく出会った警備員の人に入りたい旨を伝えると、

「8時からしか入れないよ。周辺を見学しながら待っていて。」

と言われてしまいました。

8時には次の目的地へ出発予定だったので、後ろ髪を引かれる思いでイチャンカラを見納めました。

本当に来れて良かった!

ヒヴァ観光にはどのくらいの日数・時間が必要?

イチャンカラをただ歩くだけなら半日で十分ですが、建築物を一つ一つ堪能したり、工房見学もしたりするなら、もっと時間を確保したいところです。

また暑いので、適度な休憩もしないと体力が持ちません。

さらにご紹介したように、朝・昼・夜と表情が変わる町なので、ヒヴァに一泊して、ゆっくりと観光するのがおすすめです。

砂漠のような、遺跡のような場所で、歴史好きにはたまらないエキゾチックな街です。

▼イチャンカラの目の前にあるホテルの宿泊レポ

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